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ナースコール ポスター

ナースコール

4.5 92分 2026/3/6 (金) 公開
ドラマGスイスドイツ
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あらすじ

今、世界が向き合うべき病院の現実を描く、スリリングで緊迫感あふれる社会派ヒューマン・ドラマ。とある州立病院の外科病棟に出勤したフロリアは、プロ意識が強い看護師だ。人手不足が常態化している職場はただでさえ手一杯だが、この日の遅番のシフトは普段以上に過酷だった。チームのひとりが病気で休んだため、フロリアはもうひとりの同僚と手分けして26人の入院患者を看て、インターンの看護学生の指導もしなくてはならない。それでも不安や孤独を抱えた患者たちに誠実に接しようとするフロリアだったが、患者の要望やクレーム、他の病棟からひっきりなしにかかってくる電話、緊急のナースコールへの対処を迫られ、とてもひとりの手には負えない苦境に陥っていく。やがて極限の混乱の中、投薬ミスを犯して打ちひしがれたフロリアは、さらなる重大な試練に直面することに……。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
ペトラ・フォルペ
キャスト
レオニー・ベネシュ/ソニア・リーゼン/アリレザ・バイラム/セルマ・ジャマールアルディーン ほか
配給
スターキャットアルバトロス・フィルム
公式サイト
https://nursecall-movie.com/

クチコミ

うで時計をポイ

- 7ヶ月前

主演の女優さん、「ありふれた教室」の教師のように孤軍奮闘する役が多い。本作の役柄はナース。病院内の夜勤の激務が描かれている。 演出なのだろうが終演時の彼女は顔がやつれ痩せたように見える。 専門的スキル、瞬時の判断力と対応力、献身的なケア、患者と家族の精神的支えでなければならない責任感。90分の中にこれら全てが詰め込まれている。敬う職業である。 2026.3.11

ドキュメンタリーを観ている気持ちに

- 7ヶ月前
大きな事件はない。ただ、看護師の勤務一日を追う。それがこんなに多様な大きなタスクとミッションにあふれ、感情が揺さぶられるとは。 日本でも看護師不足は問題になっているが、映画の舞台のスイスは入職4年で36%が辞めているという。そして世界的にも… 続きを読む

大きな事件はない。ただ、看護師の勤務一日を追う。それがこんなに多様な大きなタスクとミッションにあふれ、感情が揺さぶられるとは。 日本でも看護師不足は問題になっているが、映画の舞台のスイスは入職4年で36%が辞めているという。そして世界的にも2030年で1300万人不足するという。 看護の仕事の尊さ、偉大さと同時に過酷な環境を世界に問おうとする内容。 日本看護協会は、絶対映画を広げるようキャンペーンしなくては!

OTASUKU ネタバレ

こういう映画こそ

- 7ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

たくさんの人に見て欲しい。入院した人、家族が入院中の人、ご両親や祖父母が入院しそうな人、親しい人が入院したが亡くなってしまった人。←ちなみに個人的に、私はここ五年でこれら全部経験したし、私自身が3つの病院で5回入院経験したこともあって大変沁み入りました。 最初は何だこの人手不足な病院は?という感想、ワンカットではないが、主人公の看護師さんの通常な仕事導線と患者ケアをまるでリアルスピードでカメラは追ってゆく。いろんな患者がいる。25床だから中規模病院サイズだがそれなりに、深刻な患者もいる。医師も同僚看護師も敵もいれば味方もいる。そして何より主人公看護師も完璧でない。処方薬を間違えたり、患者相手にぶち切れたり。完璧でないけれど、真剣だし、我慢強い。そしてこのドラマチックはたった1日の物語であり、おそらくは年に300日ほどの繰り返しなのだろう。 劇伴の音楽もほど良い緊迫感と、まるで点滴のリズムのように、静かに強く場面を盛り上げている。

ドキドキはらはら

- 7ヶ月前

約90分とコンパクトな作品なのですが とてもドキドキはらはらしました テトリスのように降り掛かり続けるタスク それぞれの事情や背景 ギリギリ綱渡り 柔らかな動き 硬く尖った時 リズムを刻む音 無音 束の間の笑顔 エンディングはとても好き

kkk ネタバレ

感謝と思いやり

- 7ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

ナースコール レビュー お気に入りのシネコンでは公開がなく、本来はスルー予定だった作品。しかし評判の良さを耳にし鑑賞した。 自分は整形外科手術で入院した経験がある。看護師の忙しさや大変さ、そして入院患者が感じる閉鎖空間ならではのストレスや孤独感を、少なからず実体験として知っている。だからこそ本作を観ながら、看護師側と患者側の両方の視点を思い出し、その苦しさや葛藤を重ね合わせながら鑑賞していた。 看護師の現場の過酷さはもちろん描かれているが、これは医療現場だけの問題ではない。どの仕事も人手不足の時代であり、形は違えど多くの現場が過酷な状況に置かれている。だからこそ大切なのは、こうした現場の現実を映画を通して理解し、そこにいる人々への感謝や思いやりを忘れないことなのだと感じた。 本作で特に胸を打たれたのは、最後に互いの思いが形となって表れ、心が救われる瞬間だ。余裕のなさから生まれる衝突やすれ違いは決して特別なものではなく、現代社会の構造そのものを映し出している。そう考えると、この作品は単に医療現場の過酷さを描くだけでなく、社会全体の問題を静かに問いかけているようにも思えた。 また劇中で描かれていたように、言葉が通じず大切なことが伝わらない状況は、命を預かる医療の現場ではあまりにも過酷である。人手不足を補うための移民受け入れという社会問題についても、「それが本当に現場の救いになるのか」と考えさせられる瞬間があり、現在の社会のあり方についても思いを巡らせる作品だった。 医療の過酷な現場を描きながら、人と人との理解や思いやりの大切さを静かに伝えてくる、非常に考えさせられる一本だった。

映画にできること

- 7ヶ月前

や映画に求めることはたくさんある。あくまで再構成されたドラマだが、自分にできることは?と考えずにいられないリアルを突きつけてくれる。 戦場を突きつけてくれた「マリウポリの20日間」と同様の映画体験。 ナースの皆様に感謝。 とにかく健康でいたい。

スーパーナースのエンターテインメントではないが、彼女の八面六臂の活躍には頭が下がる

- 5ヶ月前
つい最近、薬の誤投与で患者を死亡させてしまった病院が謝罪会見を行なっていた。単純に「あり得ない」と憤りを感じたニュースだったが、果たしてその背景に何があったのだろうか…。 この映画を観たらそこに思いを巡らさずにはいられない。 スイスのとあ… 続きを読む

つい最近、薬の誤投与で患者を死亡させてしまった病院が謝罪会見を行なっていた。単純に「あり得ない」と憤りを感じたニュースだったが、果たしてその背景に何があったのだろうか…。 この映画を観たらそこに思いを巡らさずにはいられない。 スイスのとある州立病院で外科病棟を担当するベテラン看護師の、ある日のレイトシフト勤務に密着した物語。 『ウォーフェア 戦地最前線』(’25)は、ある局地の戦闘をリアルに再現して観客に戦場の恐ろしさを見せつける映画だった。 本作は、一人の看護師の業務をリアルに見せていて、観客はあたかもすぐ横で彼女を見つめているかのようで、ともすればリアル・タイム進行だと誤認してしまうほどだ。 加えて、劇映画としてキチンと主人公の人物が描かれてもいる。 看護師の名前はフロリア・リント、演じるのはレオニー・ ベネシュ。 ベネシュは撮影前に病院のインターンシップ課程で看護師の行動を学んだらしく、誤魔化しなしの処置の動作(それを判定できる知識が私にはないが)を見せている。そして、彼女はほとんど出ずっぱりだ。 その日のレイトシフトは欠勤者が出たため、2人の看護師で26人の患者の世話をすることになる。さらにインターンの面倒もみなければならないのだ。 フロリアは、13人の患者リストを折りたたんで胸ポケットに入れ、1人対応を終えるごとにチェックマークをつけていく。 そのリストは、各患者の状態から優先順に並んでいるようだ。 映画はさながら心理サスペンスのごとく、ジワジワとフロリアを追いつめながら我々観客をも追いつめていく。 次々に降りかかってくる様々な方面からの要求や不測の事態。 患者に対しては毅然とした態度や優しい気遣いを見せながら、手際よくマルチタスクをこなしていくフロリアが優秀な看護師であることは明白だ。それでも疲労と焦燥は確実に彼女に蓄積していき、いつかミスを犯すのではないかと観客はハラハラする。 ベネシュの演技のみならず、音楽やカメラワークを駆使した演出が緊張感を高めていく。 我がままなセレブ患者にとうとうブチ切れてしまい、同僚看護師とそれを笑い合う場面は痛快だ。 何度注意しても喫煙をやめない患者からタバコを取り上げる場面もある。 が、しかし…。その患者たちも深刻な病状で入院している点において他の患者と変わりはなく、それに思い及ばないフロリアではない。 彼女の疲れ切った心を占めるものは、やはり患者に対する献身の思いなのだろうと思う。 それが、物語の終盤で2人の患者にそれぞれあるものを返す場面に象徴されている気がする。 13人の患者リストの一番最後の患者… その息子から何度も「いつ来るのか」と廊下で問われ、待つように答えていた。 その患者のところに、思わぬタイミングで行かねばならなくなる。 過酷な労働の終盤に、フロリアを襲うその事態に同情するばかりだ。 患者やその家族たちは、ある者は最初から、ある者は次第に、フロリアの能力と人柄と献身に感謝するが、13番目の患者の息子にだけはそれが届かなかったのが残念だ。 死と向き合う患者やその家族に向き合う看護師。 同じ現場にいても医師とは明らかに地位も権限も劣る看護師。 だがある場面では医師よりも必要な存在だ。 スイスの看護師不足は深刻な社会問題らしい。だがそれは、日本を含む世界中において他人事ではない。 食事もせずぶっ通しで手術をしていたという医師も登場したから、過酷なのは看護師ばかりではないだろう。 ひとつのミスが人の命に関わる医療現場での、これはリアルな一面なのだろう。 フロリアは病院にバスで通勤している。 映画のイントロダクションでは出勤する彼女の後ろ姿が映される。 エンディングでも夜のバスで帰路につく後ろ姿を追っている。 バスに乗ったフロリアが疲れた体を隣の席の女性に預けるが、その女性こそ“あの患者”だ。 今日おろしたてのスニーカーは、今泥だらけになってロッカーに片付いている。 今夜はあの患者がフロリアを優しく癒してくれるだろうことを示唆して、映画は終わる。 とてもこんな言葉では足りないが、「お疲れ様でした」と彼女を労いたい…。

chakemo ネタバレ

エンタメとしても一流

- 7ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

業務の一日だけを切り取った世界。 超一流の緊迫エンタメとして昇華し、映画作品として素晴らしかったです。 襲いかかる超超マルチタスク 理不尽で優先度が低い要求の数々。 胸がギュッとなって途中から涙が出続けましたが、 光明さすラストにしてくれて均衡を取ってくれました。 しかしたぶんこれは特殊な一日ではなく、医療従事者が観たら「日常です」と言いそうな。 次の勤務でも繰り返すいつものことかもしれない。 申し送りで歌が好きと聞いただけで、咄嗟に歌って不穏な患者を鎮める優秀さ。 こんな人に恫喝するやつは強制退院させたい。 酸素療法中にタバコ吸うなー。 患者の子どもさん達に飴を準備してくるなんて、オフ中も患者のことを考えてるに違いない天使に感謝こそすれわがまま言うなー。 「もっとク◯な患者いるだろう」 ‥‥否定はしないフロリア。普段どんだけ 涙 新しい靴が汚れるのが本当に胸が苦しくなった。 若くて可愛くてネイルしてない清潔な短い爪の女性を見るとき、私はそうかなと思い、心の中でいつも応援しています。 レオニー・ベネシュさん 「ありふれた教室」では教師。 今作では看護師。 本職と見紛うリアリティでした。 またも心拍数あがる。

高評価に釣られて

- 3ヶ月前
終始、息がつまるような焦燥感を感じる。 フロリアは熟練して無駄がない動作でひとつひとつタスクをこなしている。しかし間髪空けずに患者や患者家族の訴えが続く。 見ているこちらが、ああ次は鎮痛剤を持って行かなくちゃ、お茶を持って行かなくちゃと… 続きを読む

終始、息がつまるような焦燥感を感じる。 フロリアは熟練して無駄がない動作でひとつひとつタスクをこなしている。しかし間髪空けずに患者や患者家族の訴えが続く。 見ているこちらが、ああ次は鎮痛剤を持って行かなくちゃ、お茶を持って行かなくちゃと急かされるような焦りを感じる。 フロリアにずっと感情移入してしまうので、こんなに明るく誠実に無駄のない対応をしているのに、と患者達に感じてしまうけれど、立場を替えて考えてみたら、痛みや病状の不安を誰に訴えたらいいの?となってしまうのは仕方のないことかもしれない。 医療従事者の方への尊敬と、病気や死に対する恐怖。無機質な病院の清潔さ。アラーム、毒にもなりうる薬。 つい自分に置き換えて、病院と無縁でいたい、と思ってしまった。

まるでサスペンス映画

- 4ヶ月前

まるでサスペンス映画の中の様な病院の夜勤での、主演女優さんの働きぶりは本当に素晴らしいとしか言いようがないほど健気でカッコ良くもあった。

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