美しい
主演の女優さんの美しさにうっとりしてしまった。
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1716年、ヴェネツィアのピエタ院。赤ちゃんポストに置き去りにされたチェチリアは、 母の姿も愛情も知らずにこの院で育ち、毎晩こっそりベッドから抜け出してはろうそくの灯りで、 宛名のない母への手紙を綴っていた。院から出て外の世界で暮らすには、母親が迎えに来るか、貴族に見いだされ結婚するかしかなかった。結婚も貴族から院への寄付が前提で、持ちつもたれつの関係であった。そんな中、ピエタ院にアントニオ・ヴィヴァルディがヴァイオリン教師として赴任すると、 卓越したヴァイオリンの技術を持つチェチリアを見出し、第一ヴァイオリンのリーダーに任命する。ヴィヴァルディからの厳しい練習に耐え、ヴァイオリンの腕があがっていくチェチリア。いつしか二人は心を通わせるようになる。そんな折、ピエタ院が決めたチェチリアの結婚相手である将校がトルコとの戦争から戻り、結婚が迫ったある日、事件が起こる……。
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ほんと、男のプライド、最低
素晴らしかったです。 冒頭のシーンがショックすぎて没入するのに時間を要しましたが、それでも気がついたら入り込んでました。 女性の抵抗と闘いでもあり、 才能ある者同士の友情でもあり‥ ありがちなベタっとした恋愛が絡まないところがとても清々しくよかった。 主人公がとてもかっこいい。 弦楽器とは切っても切れないヴィヴァルディ。 中学までヴァイオリンを習っていたので皆が通る道のラ・フォリアはとても懐かしく聴きました。 現在はチェロを習っているので、作中のチェロ奏者が現在とは違う様々な構え方をするのをとても興味深く観ました。 ヴィヴァルディのバロック時代には、チェロにはまだエンドピンがなかったので、当時に忠実に再現してあって面白かったです。 半分空中みたいに足でしっかり挟んで浮かせたりギターみたいに少し斜めに抱えたり。あれで弾いていたとは。すごい。
ヴィヴァルディと私、ヴィヴァルディの作曲家人生が語られる映画と思いきや、主人公は「私」である美しい少女で、よい意味で裏切られ、展開にワクワクした。修道院風の孤児院で司教もいるが、楽団として演奏もする。その資金調達方法や身請け制度が丁寧に描かれている。普段質素なグレイの制服の彼女たちが、演奏会の時だけ緋色一色の装いになるところが素敵。ヴィヴァルディを演じるミケーレ リオンディーノは巻き毛のヅラなしなら結構なイケメンで、演奏レベルを上げようと少女たちと奮闘する姿はまるで響け!ユーフォである。ヴェネチアを舞台にしており、ゴンドラで移動するシーンや、扉の外がすぐ運河だったりするところ、とてもヴェネチアらしい。貴婦人たちの衣装や宝飾品のきらびやかで素晴らしいが、孤児院のピエタ院の日常や少女たちの慎ましい生活、(着衣のままの沐浴などかえって艶かしい)なども興味深い。脚本監督はコルティナオリンピックの開会式閉会式のクリエイティブディレクターを務めたダミアーノ ミケエレッタというから、納得。ヴィヴァルディといえば四季しか思い付かないが、チェンバロと弦楽器メインの美しい楽曲の数々は劇場で堪能すべき。エンディングでこれまでのストーリーを踏まえて、史実が語られ、そこでも新たな発見がある。