クソスピーチ
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すごくヒヤヒヤ、ドキドキした。 エマよりもよっぽどチャーリーやレイチェルの方がヤバいやつでエマが可哀想に見えてしまった。 銃社会で生きてない身としてはちょっと感覚が違うんだと思うが、"トロい"近所の子を閉じ込めて警察沙汰にしたレイチェルや家族ごと引越させた?ほどのネットいじめをしたチャーリーの方がよっぽど凶悪に感じてしまった。 殺人衝動までは行かずとも破壊衝動みたいなものは厨二病経験者であれば誰もが通る道だと思うし、むしろ健全な思春期の過ちのようにも思う。(とは言え、タバコ吸っちゃうとかお酒飲んじゃうなんかを飛び超えて銃乱射は恐ろしいが…) チャーリーも言っていたように銃乱射事件が頻発するアメリカであれば、発想としてスクールシューティングを思いつく人も少なくないはず。それが未遂とは言え発想したことを告白したことでサイコパス認定されるのは実現可能性があるからだろうし、身内に被害者がいればなおさらセンシティブに感じるのもわかる。ただ、その話させたのもレイチェルだし、なぜエマがその発想に至ったのかまで知りもせず糾弾するのはクソだった。典型的なフレネミーでマイクこそレイチェルとの離婚を考えた方がいいな。 そしてチャーリーもチャーリーでどうしようもなく、エマを庇う仕草を見せつつも信じきれずに疑心暗鬼になり、ついには同僚とキスしちゃうアホさ笑。 史上稀に見るクソスピーチは笑ってしまった。 とはいえ、チャーリーもそんなに悪いやつじゃないし、ある種のマリッジブルーみたいなものだったんだと思う。エマを愛してるのは間違いないし。 それにエマは偉いなと思った。DJが路上でヘロイン吸ってても許そうとしてたし、いつだって上手くいかない時はやり直してた。もう一回ドラマをやり直そうと。 エマにとっては嘘が一番許せなくて、間違いなくヘロイン吸ってたのに認めないDJも、明らかに気にしてるのに気にしてないというチャーリーも、嘘が嫌だったんだと思う。 お互い恥部を見せ合って出会い直した2人はきっと大丈夫なんじゃないかな。結果ハッピーエンドでなんか素敵な終わりになってよかった。笑 それにしても、途中途中で現実みたいな妄想が挟み込まれて、見てるこっちも混乱してくる作りは見ててハラハラした。カラーバス効果なのだろうが、これまで気にしてなかったはずのマグカップや行為中のビンタなど、エマを銃や暴力と結びつけて見てしまうチャーリーの混乱がこちらにも伝わってきた。ポスターにもなってる2人の写真はエマが指輪を見せてるはずなのに、劇中ではハンドガンのポーズになってた! ギクシャクする理由が日本人としてはわかりにくいので入り込めない部分もあったが総じて面白かった。 これは日本版にしてリメイクしても面白いと思う。