マイキーだけじゃない
晩年のリサ・ラーソンが90歳超えてもたゆまず制作活動を続けている様子に、興味が尽きなかったです。リサのお孫さんが撮った映画なので、カメラの前でも全くの自然体で、笑ったり、何かに思いを馳せていたり、仕事をしていたり…。若い頃の美しい写真もたく… 続きを読む
晩年のリサ・ラーソンが90歳超えてもたゆまず制作活動を続けている様子に、興味が尽きなかったです。リサのお孫さんが撮った映画なので、カメラの前でも全くの自然体で、笑ったり、何かに思いを馳せていたり、仕事をしていたり…。若い頃の美しい写真もたくさん映し出されますし、彼女の晩年までの陶芸作品が、実在しない動物シリーズまで含め、たくさん観れます。 納得できない作品をリサが外の石垣のところに捨てると、すぐご夫君がそれを拾いに行き、石垣の隙間にはめ込んだというエピソードが楽しく、実際その石垣のあちこちに作品が残っていて、雨風に晒されてとてもいい感じになっている。陶芸作品は元が土だから石とは相性がいいんですね。この映画のなかで観れるさまざまな作品のうち、個人的にいちばんのお気に入りは、その石垣に捨てられた作品群でした。 幾つになっても、90歳を超えても、やりたいことがある、やりたい仕事があるというのは、本当に素晴らしいことだと改めて思いました。 高齢の芸術家はおしなべて格好良く、熟成したお酒のように独特の魅力があります。