なんとも言えない無常観
老年に差し掛かった男が若かりし日の失敗を追想する物語。 中流階級のフローレンスと労働者階級のエドワード、階級の違う二人だったけど、お互いの思いやりがあれば乗り切れた壁なのではないかな。 後悔してもしきれない二人の人生の思うとなんとも言えない無常観が残る。
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ベストセラー作家イアン・マキューアンの小説「初夜」を、シアーシャ・ローナン主演で映画化。脚本は、原作者であるイアン・マキューアン自らが手がける。監督は本作が初の長編映画となる舞台演出家・脚本家のドミニク・クックが務める。主人公は美貌と才能に恵まれながらも、心に闇を抱えているバイオリニストのフローレンス(シアーシャ・ローナン)とその夫となる真面目な青年エドーワード(ビリー・ハウル)。結婚式を終えたばかり2人は初夜に起きたある出来事がきっかけとなり、運命が狂い始める……。
© British Broadcasting Corporation/ Number 9 Films (Chesil) Limited 2017
老年に差し掛かった男が若かりし日の失敗を追想する物語。 中流階級のフローレンスと労働者階級のエドワード、階級の違う二人だったけど、お互いの思いやりがあれば乗り切れた壁なのではないかな。 後悔してもしきれない二人の人生の思うとなんとも言えない無常観が残る。
最初は二人が結婚してハネムーン先のホテルでの場面。新婚なのに、なんでそんなにセックス嫌そうなんだろう?あー、なんか小さい頃おじさんにイタズラされたんだ??で、そのおじさん誰?神父?という想像。 (そしてこのホテルの場面は、疑問ばかり残すけれど一番時間を長く取られていた。) それで女性の方がセックスできなくて二人は別れるんだけど、この恋愛は強く二人の記憶に残るのだろうと思ったら、80歳くらいになってから女性には子供が3人もできてたことが判明。男性は独身。数十年ぶりに会ったけどお互い、顔は合わせて気づくものの、会話はない。 え??子供3人??セックス恐怖症克服したの?どうやって??あとじゃあこの二人の絆が強いって思ってたの男の方だけだったんだー。と、ここも説明がないので想像しか出来なかった(笑) そして二人の結婚は、階級が違うもの同士だから大変だったと思うんだけど、そこも途中でそんなニュアンスを感じるものの、取り上げられていない。ホテルの時間削れば良かっただろうと、思わずにはいられなかった(笑) ただ、色とか風景が美しかったのは良かった。
スタートはよし、これで結婚式やるのはない、最後はちょっと跳びすぎ、ほんまに36年も思い続けています。あの別れかたで。突っ込み処満載ですが、イケメンとイケ女子に満足しました。
ラストで予想外に泣いてしまい、胸が締め付けられるような作品だった 1962年のイギリス 結婚したばかりのフローレンスとエドワードは、ハネムーンを過ごすためにビーチへ行くのだが、2人は初夜から大ゲンカをしてしまう… 若さとは、それだけで魅力的である しかし、経験が少ない分、不器用でうまく立ち回ることができず、一番大切な人を傷つけてしまうこともある フローレンスも、エドワードも、とても、真面目で、ピュアな人たちだ そんな真面目な2人だからこそ、目の前にいる人を失望させたくないと思うし、傷つけてはいけないと思ってしまう その気持ちばかりが先走り、愛し合う若い夫婦は思わぬできごとから、大ゲンカへと発展してしまう その2人の関係をこじらせていたのは、フローレンスの両親だったように思う 1960年代、冷戦時代のイギリスは、国民が貧しさを強いられていた時代だった その中で、フローレンスの父はホワイトカラーの成功者で、 エドワードの家族を「労働者だ」と言って見下し、 フローレンスには異常な愛情を見せる そのことに対し、母は見て見ぬ振りをし、 そんな両親の存在が、フローレンスを苦しめる 彼女の中では、愛する人と愛情ある家庭を築きたいと、人一倍強く思っていたはずだ エドワードも、強制的にフローレンスの父の会社に入社させられ 未来の義父から支配されているという立場にあった 庶民的なエドワードからしたら、そんなフローレンスの家族から失望されない夫にならなきゃいけないという気負いがあったに違いない そんな2人の過度な緊張が、初夜にぶつかってしまう 私がぐっときたのは、その日から後の年月だった エドワードは、あの時、どうしても理解できなかったことを長い長い年月をかけて理解してしていく この映画の舞台になっているチェジルビーチは、日本では見かけることのない小石の浜である 海岸の無数の小石は、波に洗われ、互いにこすり合い、角がとれ、丸くなっていく 人間も、その小石たちと一緒だ お互いに尖っている間は、ぶつかり合って離れてしまう そこから、長い年月をかけ、角が取れ、丸くなった時に、ようやく、お互いの立場を理解できることもあるのだ その瞬間、思わずぐっときて、涙があふれてしまった どちらが悪いとか、そういうことではなく 若いうちには、どうしても理解できないことがあるのだ 大切なことは、ゆっくりと時間をかけて理解し合うことではないかと思う
まず映像が綺麗、構図も絵画的でカメラの動きも魅力的で美しく、そこに美しいクラシックが流れ出し、 時にはロックの名曲が流れ出す、それだけで綺麗。 構成はまあ分かるかるけど、何かあまりストーリーに入れなかった。 あぁヨーロッパの映画だなぁって感じの映画。