甦る奇跡のものがたり
starstarstarstarstar - 7年前
英国ヴィクトリア女王の晩年、1880年代後半からの物語が、ジュディ・ディンチの唯一無二な存在感と相呼応するかのようなアリ・ファザルのまっすぐな演技、
そしてヴィクトリア様式ヴィクトリア調という言葉もあるように、目を見張る絢爛豪華な宮廷の様子… 続きを読む
英国ヴィクトリア女王の晩年、1880年代後半からの物語が、ジュディ・ディンチの唯一無二な存在感と相呼応するかのようなアリ・ファザルのまっすぐな演技、
そしてヴィクトリア様式ヴィクトリア調という言葉もあるように、目を見張る絢爛豪華な宮廷の様子を背景に、奇跡としか思えない史実が綴られます。
2010年インドで発見された驚くべき日記や写真から誕生した本作事態が、奇跡のようでもあります☺️
背が高いという理由でコインの献上者に選ばれ、よりインド人っぽく見えるという理由で、インド人もびっくりな豪華デザインの衣装を着せられ、あれよあれよとイギリスに連れて来られたり、女王の1日の始まりから会食シーンetc.
クスッと笑えるシーンもふんだんに、ある種の滑稽さが付きまとう時代感もユニークです。
63年もの永きにわたり女王として君臨し、たくさんの子供や孫に恵まれながら、誰ひとり心から打ち解けられず、年と共に頑なになっていったであろう彼女の好奇心を呼び覚まし、本来の魅力を引き出したインドの若者″ムンシ(心の師)″からウルドゥー語を学ぶシーン、心が洗われるようです。
実際、彼が本当にピュアな気持ちの持ち主なのか、それとも実は野心家だったのかどうか、今となっては分かりかねるのでしょうが、少なくとも女王の周りに野心のない者などいなかったので、ただの野心家だったとしたら珍しくもなく、女王の心に響くものなどなかったのだと思えます。
ヴィクトリア女王生誕200年にあたる年に、秘められた真実の物語がこんなに愛おしくなるエンタティメントとして蘇るなんて‼️
ゴージャスで美しい背景のなか、茶目っ気あるふたりの心の交流がとんでもなく魅力的です☆
キレイな涙で溢れました。
starstarstarstarstar - 7年前
今日は別の洋画を観るつもりで
家を出ましたが、途中急用で断念。
とにかく意地でも
1本は観て帰ろうと思って
選んだのがヴィクトリアでした。
ヴィクトリア女王は、
孤独と絶望の日々の中、
インドの青年との奇跡の出逢いを果たす。
ハンサムで優し… 続きを読む
今日は別の洋画を観るつもりで
家を出ましたが、途中急用で断念。
とにかく意地でも
1本は観て帰ろうと思って
選んだのがヴィクトリアでした。
ヴィクトリア女王は、
孤独と絶望の日々の中、
インドの青年との奇跡の出逢いを果たす。
ハンサムで優しく、
魅力的な
インドの青年と関わることで、
ヴィクトリア女王は、
本来の
とても愉快で正直で無邪気な
愛らしい女性に返り咲きます。
老醜という、
私には嫌悪する言葉があります。
ヴィクトリア女王は、
最期まで無邪気で、気高く静謐で、
立派な女性でした。
そして、
もし、このインド青年が
そばにいたら、
私は間違いなく
恋におちるでしょう。
アリファザス、
忘れません💓
迷わず★★★★★
starstarstarstarstar - 7年前
晩年のヴィクトリア女王とインド人侍従の交流。周囲が許さなくて隠されてたけど女王の寵愛受けたムスリムのイケメン侍従がいたのです!という。とっってもよかったです。こんなに笑えると思ってなかった楽しかった!まわりご年配の女性ばっかりだったけど若い人にもすごくおすすめ。上映館少ないけど観て損ないと思いますぜひ!
事実に基づいてる
starstarstarstarstar - 7年前
というストーリー、そして主人公の屈託のなさに驚きました。
今よりもっとずっと身分の隔たりがあった時代、しかも王室であんなに振る舞えるとは。
王室の取り巻きよりは無邪気な感じが気に入られたのでしょうか。
最近観た映画の富と権力を得た方は皆孤独。
寂しくて寂しくて寄り添ってくれる誰かがいたら、どんなことをしても側に引き留めたいものなのですね。
この物語を「ただの記録」にしない。
starstarstarstarstar - 7年前
【あらすじ】
ヴィクトリア女王即位50周年式典での記念金貨贈呈役に選ばれたインド青年アブドゥル。イギリス領インドからもう1人の贈呈役モハメドと共に船で2か月かけてイギリスへやって来た。教養があり親しみを持って接するアブドゥルに、女王は次第に… 続きを読む
【あらすじ】
ヴィクトリア女王即位50周年式典での記念金貨贈呈役に選ばれたインド青年アブドゥル。イギリス領インドからもう1人の贈呈役モハメドと共に船で2か月かけてイギリスへやって来た。教養があり親しみを持って接するアブドゥルに、女王は次第に心を開いて行く。アブドゥルは、女王にインド文化を教える役目の側近に取り立てられる。前例のない出世やアブドゥルを家族同然に扱う女王に、皇太子や王室職員は不満を募らせる。王室の憎悪を一身に受けることになったアブドゥル。この関係の行きつく先は---
【みどころ】
これは「かつてこういうことがありました」というただの記録...。こう言ってしまえば元も子もないのかも知れない。でも、だって、心が通い合った時間も今となっては影も形もない(実際握りつぶされていた)。物語が美しければ美しいほど、どうしようもない時代の流れに毒づいてしまう私。この心の痛み。胸がしめつけられるような切なさ。この痛みをぜひ共有したい。
脇役で注目したいのは、アブドゥルと一緒にイギリスに来て、アブドゥルがイギリスに留まったために、生涯故郷に帰ることができなかったモハメド。ひっそりと最後までイスラームの誇りを全うした姿は必見。