☆4.6
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日系アメリカ人映像作家ミキ・デザキが慰安婦問題をめぐる論争をさまざまな角度から検証、分析したドキュメンタリー。慰安婦問題について、デザキの胸をよぎるさまざまな疑問。慰安婦たちは性奴隷だったのか、本当に強制連行はあったのか、元慰安婦たちの証言はなぜブレるのか、日本政府の謝罪と法的責任とはなんなのか。この問題を検証すべく、日本、アメリカ、韓国、肯定派と否定派それぞれの立場で論争の中心にいる人びとに取材を敢行。さらに膨大な量のニュース映像や記事の検証を交え、慰安婦問題を検証していく......。
(C)NO MAN PRODUCTIONS LLC
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いうまでもなく、第二次大戦中の従軍慰安婦をめぐるドキュメンタリー。日系アメリカ人の監督がさまざまな疑問をもって調べ始めたのがきっかけで、この映画が作られた。 いろいろ細かいことはおいといて、この『主戦場』の最大の山場は、日本会議の加瀬英明へのインタビューでの、次の発言。 「アメリカの黒人が解放されたのは、日本が戦争に勝ったからですよ」 この発言が二回続けて流れるけど、そりゃカメラも二度見したくなるよね。 歴史家を名乗りながら、吉見義明氏や秦邦彦氏の本も読んだことがないと言い放つその大物ぶり。 いやいや、歴史修正主義家の頭のなかでは、ここまで歴史が修正されているんだという、すばらしい発見でした。 日本会議を筆頭とする歴史修正主義者と安倍政権が、海外で慰安婦などの歴史的事実を否定するために様々な活動をしている。でも、結局はそれがほとんど功を奏していないどころか、日本に対する信頼を損なう結果にしかなっていない、というまとめで終わってました。
右翼の発言はジョークだけだった
冒頭に作者が「日本に人種差別がある」と言ってネットで攻撃された経験が語られる。この作品は結局この被害経験から来た嫌日で一貫しているように思う。 日本の教科書の問題を指摘しながら、もはや通説である韓国の教科書の捏造にはまったく触れないし、日本会議の危険性は言っても、韓国の挺対協のいかがわしさには無批判であり、偏向甚だしい。 とはいえ、左右両方からの意見は見応えがあり、卒論だとしたらよくできた映画だろう。 要は、この映画を公正なドキュメンタリーだなどと思ってはならず、ある意図を持って陳列された左右両論から何が本当の問題と捉えるか、ひとえに観る人のレベルが問われている。 以下私の見識。 糾弾されるべきは、戦争による女性の性被害であって、特定の国の過去の女性蔑視や人種差別を今の法律や常識で非難を続けても、それを非難している国の人たちも同じようなことをしていて、そんな資格はないからだ。戦争による女性の性被害を糾弾するだけためなら、それが朝鮮の少女像だっていいじゃないか。当時日本の少女も身売りしたのだから日本の少女像もならべたらいい。
戦前は女性の人権は無かったって言ってた。強制で慰安婦にさせられる時代じゃなくなったんだな。これからもいい日本であって欲しいけど、ここまできたのは人権なかった女が戦ってきたことも忘れないでいたいわ。黙祷