タイムリーかつタイムレス
アメリカ発のロマンティック・ラブ・コメディ映画。アメリカ合衆国次期大統領と目される才色兼備の国務長官と真実のためには危険も厭わない失業中のジャーナリストとの「美女と野獣」的恋愛を、鋭いユーモアを交えて描く。 アメリカの国務長官として活躍す… 続きを読む
アメリカ発のロマンティック・ラブ・コメディ映画。アメリカ合衆国次期大統領と目される才色兼備の国務長官と真実のためには危険も厭わない失業中のジャーナリストとの「美女と野獣」的恋愛を、鋭いユーモアを交えて描く。 アメリカの国務長官として活躍する才色兼備なシャーロット・フィールドは、大統領選への出馬を目前としていた。そんなある日、シャーロットが出会ったのは、ジャーナリストのフレッド・フラスキー。才能はあるものの、頑固な性格があだとなり、職を失ってしまう。一見、接点もなく正反対な2人だったが、シャーロットはフレッドにとって、初恋の人だったのだ。予想外の再会を果たした2人は、思い出話に花を咲かせる。その後、シャーロットは若き日の自分をよく知るフレッドに、大統領選挙のスピーチ原稿作りを依頼。原稿を書き進めるうちに、いつしか惹かれ合っていく2人。しかし、越えなければならない高いハードルがいくつも待ち受けることに……(日本版公式サイトより) 主演は、『モンスター』のシャーリーズ・セロンと『グリーン・ホーネット』のセス・ローゲン。共演に、『ストレイト・アウタ・コンプトン』のオシェア・ジャクソン・Jr.、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのアンディ・サーキス、『ターザン REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルドなど異色かつ実力派が名を連ねる。 出演者に、製作への取り組みや、社会的な貢献を行う者が多いのもこの作品の特徴だろう。 この作品を特に好きな理由は、シニカルで痛烈なアメリカンジョークで笑わせてくれること以外に、「20世紀最高のヴォーカルグループ」として名高いボーイズ・ツー・メンが出演しているからだ。 出てきた瞬間からテンションはマックス、劇場であの美しいハーモニーが聴けるとは思ってもみなかった。ぜひ来日した際はライヴに行ってほしい、私が最も敬愛するヴォーカルグループだ。 『プリティウーマン』の逆転版と片付けてしまうにはあまりにも勿体無い、男女の関係性の変化に加え、シニカルでハイセンスなコメディ要素と強力な社会的メッセージに溢れた大傑作。