むごたらしいカラーの力
starstarstarstarstar - 6年前
イギリスに残る第一次世界大戦の記録映像を修復し、BBCの退役軍人たちの証言インタビューと合わせて、ピーター・ジャクソン監督が編集したドキュメンタリー。
冒頭はモノクロのスチール写真を使っていたが、西部戦線でのドイツvsイギリスあたりからカ… 続きを読む
イギリスに残る第一次世界大戦の記録映像を修復し、BBCの退役軍人たちの証言インタビューと合わせて、ピーター・ジャクソン監督が編集したドキュメンタリー。
冒頭はモノクロのスチール写真を使っていたが、西部戦線でのドイツvsイギリスあたりからカラー着彩の動画に変わり。
塹壕に浸かって壊死した足のドアップや、撃たれて死んだ英独兵士の顔やハラワタまでカラーなのは、なかなかのインパクト。
証言の繋げ方によるものではあるが、「仲間と気軽に祖国のために」と志願したところから、地獄を見て、やっと国に戻ったら市民から差別され汚いもののように扱われ、失業して生きていけないという現実まで、克明に描かれていた。
根底にはピーター・ジャクソン監督の、祖父やその代の先祖たちへの敬意と、戦争を繰り返してはならないという思いを感じました。
アマプラで配信もあるようですが、スクリーンで見られてよかったです。
大量殺戮兵器の登場がもたらしたこと
starstarstarstarstar - 6年前
大量殺戮兵器の登場により戦争が残虐極まりない殲滅戦に変化した事を最初に体験したのは、第一次大戦の前線兵士だったということか。
その凄惨さを兵士の感情と共に知るには100年の歳月とピーター・ジャクソンの登場を待つしかなかったとは。
色鮮や… 続きを読む
大量殺戮兵器の登場により戦争が残虐極まりない殲滅戦に変化した事を最初に体験したのは、第一次大戦の前線兵士だったということか。
その凄惨さを兵士の感情と共に知るには100年の歳月とピーター・ジャクソンの登場を待つしかなかったとは。
色鮮やかに蘇る過酷な戦場とかつての兵士達の語りは極限での人間の複雑な心象を炙り出す。そして近代戦争の惨状を知る術もなかった当時の社会や遺族が生還兵に二次的被害を与えた事実に胸が詰まる。
前世期に起きた二つの大戦からの学び、発達しすぎた兵器、テクノロジーの進化による恐怖と抑止力と人類の知性を信じ、有り体だが平和を祈りたい。
残酷なまでの現実
starstarstarstarstar - 6年前
@シアター・イメージフォーラム。
およそ百年前の映像とは思えないレストアされた鮮明さに驚嘆しつつ、胸に突き刺さる戦場の不条理なまでに過酷な現実と残酷さ・・・所々に挟まれる当時の風刺イラストが程よいアクセントに。
戦争反対
starstarstarstarstar - 6年前
1914年から1918年に勃発した人類初の世界戦争、第一次世界大戦。100万人の死者を出したイギリスの帰還兵らが出征から帰郷までを語ったインタビューを通して、最新のデジタル技術で色彩処理を施し音声を挿入した当時の貴重な映像と共に戦時中の空気… 続きを読む
1914年から1918年に勃発した人類初の世界戦争、第一次世界大戦。100万人の死者を出したイギリスの帰還兵らが出征から帰郷までを語ったインタビューを通して、最新のデジタル技術で色彩処理を施し音声を挿入した当時の貴重な映像と共に戦時中の空気を復元し、「リアル」に伝えるドキュメンタリー作品。
監督・製作は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン。今作が初のドキュメンタリー作品となる。
映像は、イギリス帝国戦争博物館(IWM)が独自に保有している2,200時間に及ぶフィルムから抜粋したもので、インタビュー音声はIWMとBBCによるものである。ほぼ全体を通して当時の映像とインタビュー音声の同時進行となっている。
第一次世界大戦をテーマにした『1917 命をかけた伝令』もワンカットで緊迫感を表現した相当な意欲作であったが、殊リアリティという面では、ノンフィクションの語り部に勝るものはない。
我々は、ただピーター・ジャクソンの偉業をありがたく鑑賞するのみだ。
生の戦場をドキュメンタリーで
starstarstarstarstar - 6年前
https://tea-rwb.hatenablog.com/entry/2020/03/24/123000