女性であるだけで不利な世ではいけない
starstarstarstarstar - 6年前
面白いと素直に言うのははばかれるほど、重たい話ではあるが、感じ入り、染み渡った。
日本以上に、学歴偏重、昇進の難しく、エキセントリックな母親や、昔のまま女性蔑視の父親、自分が子どもだった頃を忘れた身勝手な若者が多い韓国の闇を描いていた。
「… 続きを読む
面白いと素直に言うのははばかれるほど、重たい話ではあるが、感じ入り、染み渡った。
日本以上に、学歴偏重、昇進の難しく、エキセントリックな母親や、昔のまま女性蔑視の父親、自分が子どもだった頃を忘れた身勝手な若者が多い韓国の闇を描いていた。
「いままでの固定観念自体が無意識の差別意識」であることが、生まれ落ちた性の差だけで「道を閉ざす壁」となり、大きな精神的抑圧になっているのか。
息苦しさを真正面から捉えた、正しきフェミニスト映画。
とはいえ、作中に出てくるヘイト垂れ流し親父を観て、某足立区議員や某国会議員などの、日本の差別主義者たちを思い出したりもし。
性差だけでなく、育った環境、地域、親の収入、人種、見た目などで差別する傾向があるのは、日本も同じかもしれません。
自らの無意識下にあるかもしれない差別意識を自覚して、感情を上手くコントロールし、(自分が気に入らないからと)子どもと子連れのお母さんたちを邪魔扱いしないように生きて行きたいとしみじみ思いもしました。
ところで、優しい旦那さんがイノッチに、辛そうな奥さんが亡くなった竹内結子さんに見えて困りました。
不思議な一体感
starstarstarstarstar - 6年前
(私を含め) 観客はほぼひとりで来た女性、上映中はあちこちから嗚咽が。不思議な一体感。
場内が明るくなったとき「みんなで飲みに行こうよ!!」と叫びそうになったが、もちろん叫ばない。
原作よりも明るい色調でエンディングを迎えてよかった。原作の方が不穏な現状を写し出している気がする。
夫がイノッチにしか見えない。
何処にでもいそうな
starstarstarstarstar - 6年前
知らぬ間に妻を追い詰めてしまう事もあるんだろうなと言う事を思い知らされました。
そんな難しい演技を確りと演じられていたチョン・ユミさんが、とても素晴らしかったです。
何年経とうと女性は生きにくい
starstarstarstarstar - 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
結婚した女性なら既視感あるであろうお正月の団欒シーン。
そこに嫁という他人は存在していない。空気と化し、それは時々家政婦にもなる。
そして唯一の味方のはずの夫はその家の息子に戻り嫁の夫ではなくなる。騒がしいはずなのに何も聞こえない…自分の周りだけ静寂があるかのよう。毎年の自らの正月が溢れて気付けば涙が止まらなかった。
女性にとって日常で当たり前で、でもその時々チクッと胸が痛んだりムカっとすれど気にならなかったフリして流して平然としてるしかない。だってそれで何か言おう物なら煩わしい空気読めないヤツと思われそうで。味方になりそうで立場が違えば既婚、未婚、子供の有無で女性同士でも敵になる。トイレだってお尻丸出しにしなければ用を足せないようになってる。生理だってあって子供産んだら自らの身体削ってるんだからその後少しは支障でるし、下半身痩せにくいし。
ジヨンが発病した後、実家でお母さんがお父さんを叱る場面。未婚のお姉さんが泣いてたな。長女の私にはそれが、次女に優しい母を見て流した涙にも見えて辛かった。
男も見るべし
starstarstarstarstar - 6年前
自分のようにひとりで来ている男性客が多くてビックリ。役者陣の丁寧な演技に好感。何度か泣いてしまった。古い因習に縛られた社会。ゆっくりだが確実に変化はしていると思う。女性の辛さを少しでも理解して寄り添える男になりたい。