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ミッドサマー ディレクターズカット版 ポスター

ミッドサマー ディレクターズカット版

3.9 170分 2025/9/12 (金) 公開
ホラーアメリカ
チケット予約

あらすじ

家族を不慮の事故で失ったダニーと、その恋人や友人らの5人は、スウェーデンの奥地で90年ごとに開かれるという祝祭に訪れる。美しい花々、沈まない太陽、優しい村人。そこは楽園のように思えた。だが次第に不穏な空気が漂い、ダニーの心はかき乱されていく。

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
アリ・アスター
キャスト
フローレンス・ピュー/ジャック・レイナー/ウィル・ポールター/ウィリアム・ジャクソン・ハーパー/ヴィルヘルム・ブロングレン/アーチー・マデクウィ/エローラ・トルキア/ビョルン・アンドレセン ほか
配給
ファントム・フィルム

クチコミ

蛇鶴八歩 ネタバレ

クリスチャンは人間のクズ拡大バージョン

- 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

ディレクターズカット版ではよりクリスチャンの出番が増えてその出番がさらに人間のクズ。 さらに今回ははじめからクリスチャンが人間のクズであることがわかっていたからはじめからずっと人間のクズ。 一見まともそうで優しさを持ってそうなやつほど裏で考えてることが人間のクズ。 適当な嘘で切り抜けてさらにあわよくばその嘘で自分の格を上げようとする人間のクズ。 人のアイデアを平気で盗用して挙句の果てにお前の方が盗んだと逆ギレする人間のクズ。 マークが先祖の木にしょんべんかけて本気で怒られてるところをへらへら笑っている人間のクズ。 優しい彼氏を演じてるように見えるが結局いざとなると自分のことしか考えてない人間のクズ。 けっこうオレモテてるとまんざらでもない人間のクズ。 モザイクがなくなったからよりだらしない人間のクズ。 セックス中に萎れかけてばばあにケツを押される情けない人間のクズ。 ラスト燃やされる前に痛みがなくなるクリームみたいなものをボルガの人の口に入れてあげてたけど自分にはもらえなかった人間のクズ。 種以外ではもう用済みでボルガの人たちにも人間のクズだとバレていた人間のクズ。 そしてその際立った人間のクズにリベンジを果たしたラストのダニーの笑顔。かなりスッキリしますよ。 あーそういうことか。クリスチャン(キリスト教徒)では救えなかった。裏切られた。カルト教団でも本人が救われて自分の居場所が見つかればそれがハッピーエンドってことか。 でも本当にそれでいい?たぶんカルト教団でせまい世界に閉じ込められて選択肢も狭められてもう下界には戻れない。それって幸せ?答えはどうかな。わからない。 それでもダニーが人間のクズと手を切って安らぎを手に入れたことは素直に喜ばしいことだ。平穏が訪れた。これからの幸せを祈ろう。あんなにも辛い思いをしたのだから。 2025年夏の終わり。 アリアスターIMAX劇場第3弾。 そうか。あれから5年も経つのか。 自分のレヴューを見直してみると、どうやらクリスチャンがどうしても許せなかったらしい(笑)。 「どうでもいいヤツのことはどうでもいい。あんなヤツに感情を乱されるのももったいない」と、考え方の変化があったのだと思う自分。 幸せになってほしい人がどうしたら幸せになるかを考えた方が生産性があります。 他人の足を引っ張るより背中を押したいと。 今回、見終えて1番最初に浮かんだ言葉。 「めでたしめでたし」 これ以上ない見事なハッピーエンド。 あんなにも辛い目にあったダニーが、クズの彼氏をあてにするしかなかったダニーが、希薄な人間関係の中にだけにいたダニーが、たくさんの人の圧倒的共感を得て最後には素晴らしい笑顔。 いろんなメタファーへの推察や考察は捨て、素直に喜びたい。 不穏な美しい世界をIMAXで是非。 身悶えるほどに美しかった。

ホラーではない。

- 6年前
グロさも思ってたほどではなく、終始、穏やかな狂気に包み込まれていくような、まさに薬漬けだ。 カメラワーク、人やモノの配置に一つ一つ、意味がありそうで、深掘りしないと全く理解できない、、『何だか怪しく奇妙なルールや規則性を匂わせるヤツ』だ。 … 続きを読む

グロさも思ってたほどではなく、終始、穏やかな狂気に包み込まれていくような、まさに薬漬けだ。 カメラワーク、人やモノの配置に一つ一つ、意味がありそうで、深掘りしないと全く理解できない、、『何だか怪しく奇妙なルールや規則性を匂わせるヤツ』だ。 3時間は長尺ではあるけど、個人的に苦ではなかった。明確な問いと答えが用意されてないから、観終わった後に、色んな解釈ができる作品だった。 クリスチャンはダメ男だけど、憎めないなぁー。 TOHOシネマズ新宿@スクリーン9

もやは夏の風物詩

- 2年前

『#ミッドサマーディレクターズカット版』。もはや夏の風物詩的作品の2時間50分バージョン。不安もあったが、集中力を途切れさせない、飽きさせない、ダレない、恐ろしい作品。正気でいたい、いられないの狭間で揺れ動いていた主人公が、狂気に振り切って幸福を得るアンハッピーエンド。

大好き!

- 3年前

明るくて美しい映像、興味深い習俗を楽しむまもなくトンデモない展開に。

追加された儀式

- 6年前

追加された儀式はレクリエーション芝居のような一生懸命な真面目さからくる滑稽さを感じてくすりと笑ってしまった。 また観たい。

正常で異常、正気で狂気

- 6年前
SNSでは「美しい映像と残虐な殺戮シーンで話題を呼んだ"ホラー映画"」というようなバズり方をしていたけど、想像していたものとだいぶかけ離れていた。 ホラー映画と言うとショッキングなシーンに向かって徐々に緊張感を高めていったり、突然驚かせたり… 続きを読む

SNSでは「美しい映像と残虐な殺戮シーンで話題を呼んだ"ホラー映画"」というようなバズり方をしていたけど、想像していたものとだいぶかけ離れていた。 ホラー映画と言うとショッキングなシーンに向かって徐々に緊張感を高めていったり、突然驚かせたりという恐怖の緩急というか「ヤマ」がある。 しかしこの映画は徹頭徹尾、薄めたドラッグを飲まされ続けているような感覚と、傾斜の浅い下り坂でずっと誰かに背中を押されているような緩やかな恐怖と狂気で淡々と続いていく。「なんかよく分からないがなんか怖い」という得体の知れなさを感じる人も多いのではと思う。 解説を読むと分かるが、その為の工夫、計算が隅々に組み込まれている。 舞台となる集落は、辺境にある小さいコミュニティなのに閉鎖的ではない。でもいつどこで禁忌に触れて殺されてしまうか分からない。そういった緊張感はずっとあって、観る側もある種正気ではいられない。前述の気持ち悪さもあり、嘔吐する人もちらほらいた。 主人公(視聴者)達からしたら異常なそこに根付いた習慣、民族の文化。彼らからすればそれが正常で、次々と行われる残虐な"儀式"を正気のまま進めていくことが何よりも狂気だった。 予備知識無しで見るには、娯楽映画としては長尺だしストーリーは皆無だしヤマはないしでかなり退屈かも知れない。 でもこれを観た後に、どこまでの知識に辿りつこうとすることが出来るか、のムーブが何より大事な気がする。(公式で徹底解説がされている) SNSで話題と言ったが、昨今の「ポップな映画の消費」の流れに一石投じる作品になったかも知れない。。。?

すぐそこにある狂気

- 6年前

もしかしたら自分もいろんなきっかけが重なればあそこに加わることがあるのかもしれない、と思わせるカルト映画。本人にはそんなつもりはなかったのに。彼氏の友達に誘われて皆で行った先で何が起こるのか、想像もできなかったはず。最後にそうなるのは、これが人間なのかもね、となった。

くろ ネタバレ

共感によって人の心をからめとる恐ろしさ

- 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

ミッドサマー。一度観たんですが、観てみたいという友人に付き合って今回はディレクターズカット版で鑑賞。 初回に観たときは胸糞映画だと批評しましたが、今回は純粋に映画を楽しむことができました。 その理由となるポイント3つを後述しますが、二度目の鑑賞で見てまず思ったのが「ペレは悪い奴だな〜」ということ。 「僕の故郷の祭りにみんなを招待したいんだ」と素敵スマイルを振りまいていましたが、その実、誘いに乗った時点で目の前の友人たちがどうなるか分かっていたんですから。 あらすじを分かった状態で鑑賞したことで、この映画のポイントと思われることがなんとなく分かりました。 それは、露見していない恐怖・ドラッグ的世界観・ミラーリングによる共感の3つのポイントです。 ●露見していない恐怖。 どなたかのネット批評で拝見してなるほどと思ったことですが、この映画は崖のシーンを境に露見していない恐怖と露見した恐怖に分かれます。 確実に何かが起こる雰囲気を画面から音楽から醸し続けているけど、何が起こるか分からない。だから観る者は想像力をどんどん膨らませることで自ら恐怖の穴に落ちていく。それが、露見していない恐怖。 ド頭からカットインで入る電話の音から始まり、ダニーの両親と妹の亡くなっているシーンの軋むような弦楽器の音楽、到着した村の入り口でドラッグが決まって笑い続ける村人たち、などなどと序盤は露見していない恐怖に包まれています。 それが老人の飛び降りを機に、人の死を見せていく、露見した恐怖に変わっていくんですね。 ●ドラッグ的な世界観。 ヘルシングランド到着後すぐにドラッグを決めるシーンが描かれていました。 その時にダニーの手から草が生えたり、「樹々が呼吸している」と言うと、血液のように樹皮が流れ始めたりと幻想的なシーンが序盤からありました。 そして女王が決まった辺りから、背景の森、頭の花飾りや地面に撒かれた花、テーブルの食事など色んなものが流動的に動き出し、まさにドラッグが決まった時のような世界の見え方を我々に見せていました。 ●ミラーリングによる共感 ヘルシングランドの共同体は共感することによって集団としての結束を強めているように感じました。 特にミラーリング(言動や仕草を真似ることで相手に親近感や好意を抱かせる心理テクニック)を使った共感がたくさん見られました。 ・崖から男性老人が飛び降りるも死に切れずに苦しむ間、見つめる村人たちまで悶えるシーン ・クリスチャンと赤毛の女の子の××の時に周りを取り囲む女性たちが奇声をあげ続けるシーン ・クリスチャンと赤毛の女の子の××を目撃したダニーがショックで慟哭しているときに付き添った女性たちまで慟哭するシーン ・ラストの燃え盛る火を見つめながらみんなが悶え苦しむシーン 喜びも共感する仕草を見せていましたが、特に痛みや絶望など負の感情に対して強い共感を示し合うことで共同体としての一体感を強めている、そしてその雰囲気が外部の人間からするとより強いオカルトに感じるうまい演出だと思いました。 観終わって、ひとつだけ釈然としないことがあります。ダニーの最後の笑顔の理由です。 これまでの苦しみの全てから解放された清々しさ。 拠り所を全部無くしたダニーが女王として共同体に属することで、新たなスタートを切ることができる喜び。 彼氏への復讐完了というしたり顔。 残された唯一の外界とのつながりであった彼氏が居なくなったことで狂ってしまった狂気の沙汰。 ひとつの感情で生まれたものではないでしょうが、その玉虫色の笑顔がダニーの内面を読み解けず、うまい演技だと思うと同時にこの映画のベストシーンだと勝手に思っています。

ホラー映画史上最長?

- 6年前
少し前にノーマルヴァージョンを見てきたが、 あれでもホラー映画としてはかなり長尺の150分 なのに、さらに20分長いのか。 どんなに長くてもいつまでも終わってほしくない、ずっと見ていたいという映画も稀にあるが、 ミッドサマーは見る前からほ… 続きを読む

少し前にノーマルヴァージョンを見てきたが、 あれでもホラー映画としてはかなり長尺の150分 なのに、さらに20分長いのか。 どんなに長くてもいつまでも終わってほしくない、ずっと見ていたいという映画も稀にあるが、 ミッドサマーは見る前からほぼ内容を知っていたし、展開もある程度想定内だったので、この長さは少々きつかった。 「わらの犬」や「ウィッカーマン」みたいなのは好きなので、本作もストーリー的には好みだけど、もう少しコンパクトにヘン編集できたのでは?と思った。

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