映像と音楽とストーリーとが、超ハイレベル
37年間眠っていた映画が今になって公開されると言うだけで、もう見るしかないと思った。笑 オーストリアで起こった連続殺陣を再現し作品化したものである。 この映画の素晴らしい点は、他でも言われているが撮影のスタイルと音楽である。 この時代から… 続きを読む
37年間眠っていた映画が今になって公開されると言うだけで、もう見るしかないと思った。笑 オーストリアで起こった連続殺陣を再現し作品化したものである。 この映画の素晴らしい点は、他でも言われているが撮影のスタイルと音楽である。 この時代から空撮を用い、時には犯人と一緒に走り、臨場感溢れる遠近の使い分けが素晴らしかった。 特に音楽は、クラウス・シュルツェというドイツの作曲家が手掛けているが、本当に素晴らしい。犯人の緊張とワクワクとを絶妙に表現した電子音楽が、映像をより駆り立てる。 作中、登場人物の発話は少ないが、その分、ナレーション的な主人公の心の声と、先ほどの撮影スタイルと音楽との相乗効果が、見る人を映画の中に引き込んで行く。 世界中で上映が禁止され、日本でも37年越しで急遽上映されることになったのだから、観ない方が損だろう。 ちなみに!こんな映画観なくていいよ!とか、なんでこんな物を映画にしたんだよ!とか言ってる人もいるが、ぜひこの映画のホームページを覗いてみてほしい。安易な批判であった事に気がつくだろう。