カポーティの魅力と闇
動いて喋るカポーティを見たの、たぶん初めてかも。 なぜあれだけ多くの人を惹きつけたのかがよくわかる。とにかく魅力的。 カポーティの女性からの人気の凄さを改めて認識。 ゲイであることは関係ない。いや、ゲイだからこそか。 「美しい生き物」「妖… 続きを読む
動いて喋るカポーティを見たの、たぶん初めてかも。 なぜあれだけ多くの人を惹きつけたのかがよくわかる。とにかく魅力的。 カポーティの女性からの人気の凄さを改めて認識。 ゲイであることは関係ない。いや、ゲイだからこそか。 「美しい生き物」「妖精のような美少年」その他、最大級の賛辞が並ぶ。 その一方で、病的な虚言症や不幸な生い立ちによる孤独感なども容赦なく抉り出される。 そして、そのカポーティの内面に巣くっていた暗闇ゆえに『叶えられた祈り』を書き、彼を愛していた女性たちを裏切ってしまうことに。 やや型にはまった人物造型であることは否めないし、ホリーのモデルを母親のリリー・メイに求めるところはいささか性急だが、事実に基づいた良質なドキュメンタリーなのは間違いない。