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燃ゆる女の肖像 ポスター

燃ゆる女の肖像

4.2 122分 2020/12/4(金) 公開
恋愛ドラマPG12フランス
チケット予約

あらすじ

画家のマリアンヌはブルターニュの貴婦人から、娘のエロイーズの見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスをはさんで見つめ合い、美しい島を共に散策し、音楽や文学について語り合ううちに、恋におちる2人。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成となるが、それは別れを意味していた……。

場面写真

予告動画

燃ゆる女の肖像の予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
セリーヌ・シアマ
キャスト
アデル・エネル/ノエミ・メルラン
配給
ギャガ
公式サイト
gaga.ne.jp/portrait/

クチコミ

蛇鶴八歩 ネタバレ

びしょ濡れの白いキャンパス2枚

- 5年前
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冒頭、海に落ちたキャンパスを自分で取りに海に飛び込む。周りの男たちは手伝わない。労いの言葉もない。最終的に邪険に扱われ放って置かれる。 それがこの時代の女性の立場だと描かれる。 男性はここしか出てこない。 あとはラスト近くの展覧会での邪魔な傍観者くらい。 びしょ濡れの白いキャンバスが2枚。 それを丁寧に丁寧に拭き取る。 それがスタートだ。 2人の心理的な状況のメタファーだ。 ゆっくりと距離を縮めていく2人。 「理由が必要?」 エロイーズがなぜ嫌がっていた肖像画のモデルをすると言いだしたのかと母に問われて返した一言。 恋に落ちた理由を尋ねられた時の答えはこれか正解だ。 そこに理由をつけるからラブソングは売れると奥田民生が言ってた。 ギリシャ神話のオルフェウスの話。 これの捉え方が三者三様で面白い。 バカな夫に怒るソフィ。芸術のため思い出にしようとしたとマリアンヌ。妻がワザと振り向いてと声をかけたとエロイーズ。コレがのちのち効いてくる。 ここが肝ですねこの映画の。 ラストは、わかってたでしょう。あえて見なかった、振り返らなかったエロイーズ。 長いシーン。 ヴィヴァルディの四季、夏。 この曲はこの時に使われるために作られたと言っても過言ではないでしょう。 秘めた恋。 完成度高し。 感服いたしました。

KZK ネタバレ

事前に作品の詳細を知る必要はあるかと

- 5年前
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東京国際映画祭にて鑑賞。率直な感想としては非常に分かりづらく難しかったかなというのが率直な感想である。 予告である通り同性愛に対する心の開きを非常にアートチックにゆっくりと描かれるわけだが、事前にそのような作品と知っていないと前半の描写とかどう写るのか疑問に感じた。事前にそういう作品だと言うことは僕は認識していた為、彼女らの行動、言動、表情を深く深く見ようとしてるが、事前に知らされてないと中々分かりづらさはあるようにも思えた。 劇中に男性は殆ど出て来ず(最初の小舟、最後の肖像画の運び屋、展覧会の客程度か)女性だけでゆっくりと丁寧に心情を描くところは非常にアートチックで惹きつけられるが、まだまだこのタイプの作品には未熟であり創造が追いつかなかった。 ポプュラーではなく、非常に観客を選ぶ作品であるのは間違いないだろう。

おぐ ネタバレ

お芝居の力

- 5年前
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映画と舞台の違いは歴然として存在する。 もはや語る事が愚かとも言える。 その大きくは映像の場合、カメラによって100から1という画を切り取ることと、編集によって後から演者の芝居を操作出来ることにある。(個人的な意見です) この作品を見て、海外・国内問わず最近の映画がしてこなかった、又は出来なかったものが自分の中でハッキリした。 無論、芝居だ。 生身の芝居に比重を多く置く舞台にだって、照明はあるし音楽だってある。その点では映画・ドラマと同じ。但しあくまで、芝居ありきだと言うことを除けば。 芝居(感情)があってスポットが当たり、音楽がかかる。 当然と言えば当然なのに、ここ最近の作品はストーリーの為に芝居があり、音楽があり、画作りがある気がしてならない。 逆、全てが。いくら技法が進化してそれだけで見せものとして成り立つようになっても、感情をおきざりにしてしまっては只の一過性のものにしかならない。(例えに出すのは失礼だけどアバターのようなもの) 芝居を中心に据え敬意を持って扱えば、全ての歯車は淀みなく回り、作り手の意図や狙いを的確にスクリーンに映し出す。 この作品の凄いのは、LGBTがきちんと入口としての作用しか果たしてないこと。いまの時代、それだけでいいし、それ以上は必要ない。 きっと男が極端に出てこないのは色々理由はあるだろうけど、男が出てしまう事で彼女たちの自由さや彼女たちだけの世界は脆く壊れてしまうと考えたんじゃなかろうか。 自分を観察者だと疑ってなかった主人公が、実は自分も観察対象である事を知る。 そして経験のある子供を堕す場面を描写させる事により、徹底的なまでに自分と向き合うことにある。 この時代、子供を堕す事がどれほどまでの意味を持つのか測りかねるけれど、少なくとも、もう結婚が出来なくなるくらいではあるんじゃないだろうかという推測はできる。その点では、主人公と女中は同じだ。(見当違いならごめんなさい) 圧倒的に違う立場だった2人が男の存在のないあの場所で暮らす事で、なんの制限もない、誰にも縛られない生き方が出来たんだなあと。 あとこの作品、気のせいでないなら一言も『愛』って言ってないですよね? それ凄ない?(急に語彙力) 語ることが出来なかった音楽の場で果たす再会。 見ていないのに見てるという芝居。 言葉のいらない愛がそこにあった。

絵画のように美しい

- 5年前

どの場面を切り取っても、光の陰影と相まって美しい。 そして女性が美しい女性を観る視点でみて、みられる快感。 あまり深く考えずに、身を委ねて観ることを勧めます。 多くの女性は揺さぶられるレセプターを潜在的に持っているのでは。

k ネタバレ

最後の盛り上げ方

- 5年前
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フランス映画で女性監督とくるから趣味に合わないだろうなと思いつつ、高評価な百合映画ってことで観た。百合関係に陥る過程が不鮮明だが、炎の象徴表現で示されている。でもやはり自分には合わないなあと思っていたら、ラストで一気に挽回された。

芸術的

- 5年前

シーンの一つ一つがまるで絵画が動いている様な芸術的な作品だなと感じました。 主役のお二人の移り行く感情表現も素晴らしかったです。

モヤモヤが残る

- 5年前

予告を観て好きかもと思い観賞。少し期待が高過ぎたのかも。演者も映像も良いのだけど何か心にモヤモヤが残る。それが作品の狙いの気もするがとにかくモヤモヤ。

まさに絵画のような映画

- 5年前

館を出る時の最後の振り向きの顔!そこに全てが詰まってる。ただの最高の一本。

古馬泉 ネタバレ

2時間で触れらる最奥

- 5年前
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限界まで削ぎ落とした設定や絞り切った登場人物により、その時起きた全てのみを集中して写し、人の感情や尾を引く記憶を掘り下げていると感じた。 フランス映画的な美しい衣装や耽美な美術、そして敗退的かつ詩的な台詞回しや古典文学からの引用、オーケストラ、壮大だが素朴な歌声が長い時間をかけて研磨されるような人に向ける感情と、狭い世界で構築される関係性に(それを運命と呼ぶのかもしれない)普遍的な美を添える。 もちろん役者さんの技巧もあるだろうが、どこまでも真っ直ぐ純粋に“人”と“人”の話しでしかなく、本当に良い意味で、同性同士の恋愛としての葛藤的なものがあまり見えないところがすごく良かった。 望まぬ結婚をしいらる様子や、女性画家には描けない主題など、時代背景としては今よりもジェンダー問題は根深いはずなのに、人を好きになった先に性差を感じないところが現代よりも先進的な精神に感じた。 使用人の女の子は2人の関係性に気付いていたのだろうか?

全てが美しい

- 5年前
セリーヌ・シアマ監督によるフランスの恋愛映画。カンヌ国際映画祭では脚本賞ほか二冠を達成した。 長崎での劇場公開は2021年であることから、今年の新作と位置づけたい。 エロイーズを演じたアデル・エネルがセリーヌ・シアマ監督の元パートナーであ… 続きを読む

セリーヌ・シアマ監督によるフランスの恋愛映画。カンヌ国際映画祭では脚本賞ほか二冠を達成した。 長崎での劇場公開は2021年であることから、今年の新作と位置づけたい。 エロイーズを演じたアデル・エネルがセリーヌ・シアマ監督の元パートナーであることでも話題であったが、対等な関係のラブストーリーにこだわったと話すセリーヌ・シアマ監督の軸がはっきり打ち出された設定・脚本だ。 いわゆるアート系映画でありながら、全てのシーンに一切無駄がないスマートな構成にひたすら恍惚。 まさに究極の美しさを有した作品であり、この映画のことを思い出せば思い出すほどに、業界内での評価が高いことが十分に頷ける。 女性同士の恋愛であることには、エロイーズが振り向いたカメラの寄りで違和感を覚え、マリアンヌ(ノエミ・メルラン、エマ・ワトソン似)が一生結婚しないかもしれないと答えたところで勘づき始めたが…。 『La Jeune Fille en Feu』というオリジナルのアカペラ曲が劇中およびエンドロールで使用されているが、女声のみであったため、鑑賞しながらテキトーにベースラインで入ってしまう自分がいた。

すばらしい

- 5年前

お互いを理解しあえて惹かれ合った女性同士のラブストーリー。男性がほぼ出てこないし脇役。女性の地位が低い時代を背景にすることでそのメッセージが際立つ。 ラストは圧巻。

28ページ

- 5年前

青春の思い出を胸に辛い日々に耐えていくしか選択がなかった時代。現代なら?二人で世間に抗い続け、恋の炎は下火になり、生活が続くだけ。恋は付き合い始めが一番ときめく。その一番熱い気持ちで終わった恋は美しいよ。

絵画のよう

- 5年前

18世紀フランス。 ブルターニュ近くの海辺の館。 女性たちの目線と感情の動きが美しい。海辺の風景も空気感も素敵。 身分違いの3人の女達がトランプをしたり物語の議論を戦わせたりしてたけどあれは理想の姿?かな。 クライマックス表情で魅せる。

しばらしい作品

- 5年前

言葉に説明し難いですが、是非見に行って下さい。

終始緊張を強いられる映画

- 5年前

主人公の画家ともうすぐ嫁ぐ娘。台詞に無駄がなく理知的。最後まで2人が敬語を使って話すところが良かった。画家役の女優さんがキレイで男前な性格。娘役も胆が座っておりどんな逆境にも耐えていけそう。お互い終生忘れらない恋愛だったと思う。

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