ニコラス・ケイジに感謝。
園子温監督のエナジーは昔から評価しているが、ファン と言えば周りから変態呼ばわりさせそうで控えている。 本作は監督の念願だったハリウッドデビュー作。 もっとブチかますのかと思いきや案外大人しくて驚き。 (パツキン相手に急に怖気づいてエ… 続きを読む
園子温監督のエナジーは昔から評価しているが、ファン と言えば周りから変態呼ばわりさせそうで控えている。 本作は監督の念願だったハリウッドデビュー作。 もっとブチかますのかと思いきや案外大人しくて驚き。 (パツキン相手に急に怖気づいてエレクト出来ない オドオドする貧相な日本人中年みたいな感じ。) 園子温監督は、以前から昭和の東映映画が描いていた 異端で異様な世界観がある。 変態性と純情。 エロスと愛情。 暴力と感傷。 本作は東映製作のTV『仮面ライダー』のようなチープ さも感じる。 また寺山修司的な演出も見られる。 それらをゴチャ混ぜにしているが過去作にあった凶気が 乏しい。 一向にして面白くならない映画だが、カルトムービーと して人気が出るのだろうか。 その前途の光を見たかったが、私の眼には難しい。 (以外に音楽がマトモで驚いた。) アメリカは映画のレイティングが厳しいから園子温らしさ を表現したら、すぐ18禁になるだろうし。 ニコラス・ケイジの器のデカさに感謝するしかない。 フンドシとタレ尻をさらし、好意的に撮影に参加された と思いたい。 常に困った様な表情で、ヒーローと呼ばれるのにカリスマ 性やオーラもない、居るだけのMチャンみたいたったが、 よく降板せず最後まで作品に参加してくださった。 その精神にアッパレ。