映画『糸』×LINE LIVE「糸」カラオケオーディションファイナリスト審査が15日、「LINE LIVE」スペシャル企画として生配信。菅田将暉、小松菜奈、亀田誠治（音楽プロデューサー）が出席した。
中島みゆきの名曲「糸」を映画化した本作は、平成元年生まれの男女が出逢い、別れ、そして平成の終わりに再びめぐり逢うまでの18年間を、「生活者の視点から見た平成史の変遷」とともに描きだす、壮大な愛の物語。主人公の男女を、菅田将暉と小松菜奈がそれぞれ演じる。共演に榮倉奈々、斎藤工、山本美月、倍賞美津子、成田凌、二階堂ふみ、高杉真宙、馬場ふみか、永島敏行、竹原ピストル、松重豊、田中美佐子、山口紗弥加、片寄涼太（GENERATIONS from EXILE TRIBE）らが名を連ねる。監督を、『64-ロクヨン- 前編 / 後編』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』などで知られる瀬々敬久が務める。
この配信は、今作とLINEによるライブ配信サービス「LINE LIVE」とのコラボ企画。中島みゆきの名曲「糸」をモチーフにした今作にかけ、全国から「糸」の歌うまチャンピオンを決定する取り組みだ。当日は2部構成になっており、前半は、映画『糸』に関するトーク、そして後半は３月より開始した「映画『糸』×LINE LIVE 「糸」めぐり逢う2つの奇跡 カラオケオーディション」の最終審査を菅田・小松・亀田立ち合いのもと実施される。
全国から集まった“歌うまライバー（ライブ配信者）”たちによる激戦を制し、3次審査（最終）まで勝ち残った6名のファイナリストが、その自慢の歌声を披露し、視聴者・スタッフそれぞれの投票結果（アンケート）によるポイントを足し上げてグランプリを決定する。
映画『糸』に関するトークでは、12日（水）の特別先行上映で今作を観た方から「感動した！」「涙でマスクがめっちゃ濡れました」「初めて映画で涙しました」「エンドロールも素敵だった」など、絶賛するコメントが多数寄せられた。菅田は「フライヤーに載せたい言葉ばかりですね！」と喜びをあらわに。また、母親が特別先行上映で観に行ったようで「うちのおかんが『トイレで嗚咽とまらないなう』って（笑）嬉しかった！そんなん言われたの初めてだった」と菅田は嬉しそうにしていた。
改めて映画を観た感想を聞かれた菅田は「感無量でした。全員に当てはまるテーマ。人間の道筋を天から見られてるような曲の構成。いつ誰と出会うかわからない、それがどんな意味をなすかわからない。でも生きていくんだという、楽しいものと悲しいもののバランスがこの映画は絶妙で。辛いことも考えかきゃいけないよなと、僕はグッときましたね」とコメント。小松も「漣（演：菅田将暉）の話に涙が止まらなかった。『泣かない人いないでしょ』ってくらい（笑）他変なこともあるけど、でも楽しいこともある。人のいろんなめぐり逢わせがあって壮大な映画でしたね」と明かした。また、小松が魅せた演技に菅田は「カツ丼食べて…ねぇ、あんなかっこいい涙あります！？いろんな笑顔と涙があった」と絶賛する言葉を贈った。
「映画『糸』×LINE LIVE 「糸」めぐり逢う2つの奇跡 カラオケオーディション」には、「仮面ライダードライブ」挿入歌を歌った男性ボーカリストやTX「THEカラオケ☆バトル」に出演し、iTunes R＆Bチャート8位の女性ボーカリスト15歳などバラエティ豊かなファイナリストが集結。石塚利彦、下北姫菜、久保侑大、加藤梨菜、いさな、U-keyらが事前に収録された歌唱映像を菅田・小松・亀田が鑑賞。栄えあるグランプリに輝いたのは、エモーショナルな歌声で魅了したU-key。特典はU-keyによる映画『糸』スペシャルPVの制作・YouTube公開を予定だ。
アーティストとしても活躍する菅田は「嬉しかったですね！温かい人たちが集まってきてくれたんだなという感じがすごいしました。それはこの映画の持っているパワーのような気もするし、皆さんのおかげだなと。本当に嬉しかったです！」と全員のパフォーマンスに感動。小松も「生で聞きたかった！一人一人のパワーや個性が画面からも伝わってきて、素敵な『糸』が私たちの胸に届きました」と笑顔を見せた。亀田はU-keyの歌声に「全ハートが投入された歌声だったなと思いました。気持ちのエモーショナルな部分が『糸』という曲にぴったりハマっていてとても良かったです！」と絶賛した。
映画『糸』は8月21日（金）より全国東宝系にてロードショー
(C)2020映画『糸』製作委員会
