疲れた身体にしみわたる
starstarstarstarstar - 2年前
少し疲れていたので強烈ではなく綺麗なものを観ようと選んだ結果‥大正解でした。
美しい景色や料理、厨房。心の綺麗な人達。
2人の深い愛と絆。
人生で大切なものとは何か。
かつて実際パートナーだったビノシュとマジメルの息の合った控えめな演技は… 続きを読む
少し疲れていたので強烈ではなく綺麗なものを観ようと選んだ結果‥大正解でした。
美しい景色や料理、厨房。心の綺麗な人達。
2人の深い愛と絆。
人生で大切なものとは何か。
かつて実際パートナーだったビノシュとマジメルの息の合った控えめな演技は本当に美しかったです。
見つめ合う目線演技だけで泣けました。
圧巻の料理映像。
最近観た料理モノ?『デリシュ』『ザ・メニュー』『ウィシェフ』(ファミリー・ディナーも綺麗でしたが別の理由で除外w)も映像が綺麗でしたが、言わば料理のハイライトシーンと出来上がりに焦点が当ててありました。
料理をする方はわかると思いますが、
生臭い下処理や下ごしらえ、面倒くさい細かな作業を丁寧にしてこそ美味しいものができる。
この作品はその辺を余す所なく見せるのです。
情感を揺さぶる音楽等なし。
リアルな料理音で目と耳に訴える。
香りが漂ってきそうです。
グルメ映画の金字塔等とあるのはジャンルとしてはどうかな〜と思いますが、たっぷりと見せる点では類を見ないかと思いました。
終わり方がまた良くて‥余韻を大切にしたいです。
ガストロノミー映画
starstarstarstarstar - 2年前
邦題が示唆するように料理映画だが、扱われるのは邦題が勘違いさせるかもしれない家庭料理ではなく、美食を追求するガストロノミーのためのプロフェッショナルな料理。映画冒頭、野菜の収穫→入浴&朝食準備→朝食→午餐会料理の準備で、次々とそのプロセスが… 続きを読む
邦題が示唆するように料理映画だが、扱われるのは邦題が勘違いさせるかもしれない家庭料理ではなく、美食を追求するガストロノミーのためのプロフェッショナルな料理。映画冒頭、野菜の収穫→入浴&朝食準備→朝食→午餐会料理の準備で、次々とそのプロセスが映し出される厨房の長い調理シーンがそれを教えてくれる。
大工さんなしに建築家の仕事が、ダンサーなしに振付師の仕事が完了しないように、どんな美味しそうなレシピも、それを見事に調理し実現する料理人なしには意味をなさない。レシピの良し悪しは料理人のセンスと技量に大きく依存し、作り手が力量不足なら、どんなレシピも台無しになりかねない。
表舞台で賞賛されたり評価されるのはレシピの考案者でも、その賞賛や評価の7、8割は舞台裏でそれを支える優れた料理人にこそ帰せられるべきだが、そんな賞賛や評価の不公平はこの映画では問題とならない。なぜならドダンもウージェニーも、賞賛や評価を求めて美食を追求しているわけではなく、共に美食を追求する心は純粋で、愛と信頼のパートナーシップで深くふたりは結ばれているからだ。
ジュリエット・ビノシュ演じる堅実で謙虚で有能な料理人ウージェニーの人柄と、そんなユージェニーを敬愛し大切にするブノワ・マジメル演じるドダンの人柄と優しい眼差しがいい。
作中、幾度か名前の出てくるカレームは、ウィーン会議でその名を轟かせ、ナポレオンの食卓外交にも貢献し、多くの料理本も執筆した、実在した料理人。
ブリア=サヴァランの『美味礼讃』に始まり、カレームによるフランス料理の地位向上もあって、19世紀フランスはガストロノミーの発達した時代だった。
この映画の邦題のポトフは名前は出てくるものの、皇太子に出す料理そのものは作中では完成しない。
原題は『ドダン・ブファンの情熱』。
とにかく美味しそうな料理とお尻と
starstarstarstarstar - 2年前
とにかく料理シーンと食べるシーンが多いのだが、非常に美味しそうで心は豊かになるのだが、それに加えて愛の物語でもあったのだ。
久々に苦手なフランス映画を観てしまったかも、という結論である。
料理やワインを詩的に捉えたり、若くも無いジュリエットビノシュのヌードがやたら出てきたり。いや美しかったですけど、あぁフランス映画、という感想しかありません。
料理が本当に美味しそう!
starstarstarstarstar - 2年前
ジュリエット ビノシュのファンなので観ました。料理を作るシーンは本当に手際よくて、ショコラを思い出しました。食材や厨房のセットが本当に素晴らしく、料理は本当に美味しそうでした。ストーリーも深いです。
La Passion de Dodin Bouffant
starstarstarstarstar - 2年前
19世紀末に花開いたガストロノミーの世界をじっくり見せてくれ、ブイヨンの作り方等詳細に見せられる調理場面には見入った。美食家と料理人の絆が愛に変わる展開もわかるが、それが本筋ではなく生や死を含めた人間の営みを組織するものに美食の歓びがあると受け取った。邦題はイマイチあってない気もするんだけどどうよ。