妖しく輝く美少年の破滅を描く『永遠に僕のもの』8.16公開、主演俳優ロレンソ・フェロ初来日が決定

2018年アルゼンチンでメガヒットを記録した、ペドロ・アルモドバルプロデュース作『EL ANGEL(原題)』が、邦題『永遠に僕のもの』として8月16日(金)より公開される。

永遠に僕のもの

アルゼンチン犯罪歴史の中で最も有名な連続殺人犯の少年・カルリートスの、美しくも儚い青春を描き出した本作。主人公・カルリートスのモデルとなったのは、17歳から相棒と手を組み、自分が望む全てのものを手に入れようと、窃盗、嘘を重ね、さらには僅か数年で12名以上の殺人を犯し、当時の社会に衝撃を与えた実在の人物、カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ。その美しいビジュアルから時に、「ブラック・エンジェル」「死の天使」と称され、犯罪とは程遠いように思えるその美貌でも大きな話題を集めた。カルリートスを演じたのは、本作が“銀幕デビュー”となるアルゼンチンの新星、ロレンソ・フェロ。キュートなルックスとは裏腹に、時に妖しくも脆く危うい存在感を放ち、スクリーンに強烈な印象を残している。

また、本作は第71回カンヌ国際映画祭 ある視点部門への正式出品、さらには第91回アカデミー賞外国語映画賞アルゼンチン代表作品に選出。海外のメディアからは「傑作!強い衝動に満ちた、真の犯罪ドラマ」(Screen international)、「アルモドバルの官能的なセンスに溢れていて最高」(NPR)、「匂い立つようなフェロモンに溢れた、強烈にクールな映画」(Cinemalogue)と評されており、世界中で衝撃を与えていることが伺える。

日本公開を記念して、主演のロレンソ・フェロの初来日も決定。今回の来日に合わせて6月下旬にジャパンプレミアの開催も予定しており、劇中の主人公・カルリートス同様、今年の夏はロレンソが日本中の女性を魅了し、“発情”させるに違いない。

映画『永遠に僕のもの』は8月16日(金)より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

(C)2018 CAPITAL INTELECTUAL S.A / UNDERGROUND PRODUCCIONES / EL DESEO

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で


作品情報

永遠に僕のもの

永遠に僕のもの

3.9
2019/8/16 (金) 公開
出演
ロレンソ・フェロ/チノダリン/ダニエル・ファネゴ/セシリア・ロス ほか
監督
ルイス・オルテガ