『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』安倍なつみ インタビュー「映画館に行くと子供たちの成長を感じられる」

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©2023 Paramount Pictures. All rights reserved.

「SUPPORT EIGA PEOPLE ON THE LAND.〜映画に関わるすべての人々をサポートする〜」をビジョンとして掲げる映画ランド。そんな弊社が、映画界で活躍する監督・スタッフ・役者にお話を伺う。

正義の味方でキュートな子犬たちが 「パウっと解決!パウフェクト!」を合い言葉に、さまざまなトラブルを解決していく大人気テレビシリーズ「パウ・パトロール」の劇場版最新作『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』が12月15日(金)より公開中。前作に引き続きダックスフンドの”リバティ”の声を務めた安倍なつみに、赤ちゃん連れでも周囲に気兼ねすることなく映画を楽しめる「ベイビークラブシアター」特別試写会のイベント登壇後にお話を伺った。

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安倍なつみ
ABE NATSUMI

1981年生まれ、北海道出身。
1998年「モーニング娘。」としてデビュー。数々のヒット曲を連発し、国民的アイドルグループのセンターとして活躍。2004年にモーニング娘。を卒業。卒業後は、ソロでの音楽活動を中心に、舞台、ミュージカル、テレビ、ラジオ等幅広く活動。主な出演作にドラマ『向井荒太の動物日記 〜愛犬ロシナンテの災難〜』(01)、『ナースマン』(02)、『仔犬のワルツ」(04)、『荒川アンダー ザ ブリッジ』(04)、映画『ピンチランナー』(00)、『荒川アンダー ザ ブリッジ』(12)などに出演。2015年12月結婚。現在は3児の母として子育て中。

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<ストーリー>

大都市アドベンチャー・シティに、ある日まほうの隕石が落ちてきた!なんとその隕石はパウ・パトロールたちにあたらしいマイティパワーを与えてくれ、最強の子犬「マイティ・パウ・パトロール」に大変身!でも、宿敵のライバール市長が、おそろしく頭のいい科学者であるマッドサイエンティストの"ヴィー"と手を組み、このマイティパワーを奪おうと悪だくみを!このマイティピンチを、リーダーのケントと、パウ・パトロールたちは、「マイティパワー」でパウっと解決できるのか!?

マイティパワーで無限の体力が欲しい

――前作に引き続き、リバティ役のオファーを聞いていかがでしたか?

安倍:前作だけかなと思っていたので、「えっ!今回もリバティ出てくるの!?」と嬉しかったですね。また活躍してくれるのかな、という喜びと期待の気持ちになりました。

――安倍さんから見て、リバティはどんなキャラクターですか?

安倍:ポジティブで、明るくて、強くて、どんな困難にも立ち向かっていけるような子ですね。ネガティブな要素を全然感じない。でも、辛い境遇にあったからこその強さなのかなというのも感じます。今作ではよりリバティのキャラクターにぐっとくるシーンもたくさんあって。リバティ成長しているなって感じましたし、私は割とネガティブな要素もたくさんあるので、見習いたいなという部分がたくさんあります。

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――久しぶりにリバティを演じてみていかがでしたか?

安倍:前作から2年ぐらい空いていたので、どんな感じだったかなというのはあったんです。最初、一番熱量がいるジュニアパトローラーズのナノ・ミニ・プチとのシーンから録っていったんですね。そこはテンション高く、早口でその尺におさめなきゃいけなかったりするのが結構大変で。でもやりながら感覚が戻ってきた感じがあったので、そのシーンからスタートして良かったなと思っています。

――ナノ・ミニ・プチとの掛け合いはどんなふうに演じていったのでしょうか?

安倍:「吹き替えしたものがあるので聞いてみますか?」と言われたので途中で聞いて、「あっ、こういった感じなのね」と。そこでナノ・ミニ・プチのキャラクターが明確になったというか、自分の中で「なるほど」となりました。そのシーンがこんな感じなんだなというのがようやく見えてきて。そこを意識しながら吹き替えをしていきました。

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――かなりテンションを上げていかないと演じられないのではと感じました

安倍:かなり(笑)。普段あそこまでのテンションにならないじゃないですか、日常生きていて(笑)。だけどやっぱりあの世界で生きているリバティなので。何度も何度もやり直しました。

――今作ではリバティが思い悩むシーンもありましたね

安倍:私もグッときながら演じさせていただきました。みんなのマイティパワーはどんどん見つかっていく中で、リバティのマイティパワーって何なのかな?って思いながら。でもそんなに落ち込んだりする感じでもなく、リバティなりに、今自分の出来ることは何かなって考えながら、前に進んでいるところが健気でもありますし、リバティらしさなのかなと思って。いい子だなと思いますね。学びがありますよね。

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――お子さん達は、前作を観てどんな反応でしたか?

安倍:リバティが出てくると私の顔をじっと見て、「これでしょう?」みたいな。「ママの声だね」みたいに確認してくる感じがあります。やっぱり子供たちならではの反応が私は楽しみで、「あっ、ここで笑うんだ」「ここはそんなに反応しないんだ」「ここちょっとジーンときてるのかな」とか、子供たちの反応も見ながら観られるというのが、楽しみの一つです。

「ママ、リバティかっこよかったね!」って言っていました。とても誇らしげで、お友達に会った時も、「これママなんだよ!」と言ったりして。言われたその友達はキョトンとしていて、ちゃんと補足説明が必要です(笑)。でも、ママが吹き替えているということが嬉しそうでした。

――もしも安倍さんがパウ・パトロールだったら、自身にどんなマイティパワーがあったら嬉しいですか?

安倍:無限の体力が欲しい(笑)。疲れないし、ネガティブなことも言わない。普段は子供3人を見ているので、イライラしていたら言葉も強くなっちゃうし、反省の日々なんですけれど、色んなことがある中で、最強なメンタルと体力があればいいなと。

子育てをしていると、ママたちはちょっとイライラもしてくる。体力と元気な身体とポジティブマインドさえあれば、どんなことも乗り切れるし、子供たちもハッピーだし、自分自身も楽しく1日を終えられるので。そんな無限の体力が欲しいです。

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ママのリフレッシュになる

――普段、映画館には行きますか?

安倍:行きます。ただ最近は全然行けていないのですが、映画館は大好きです。やっぱり映画館で観たい作品があるので。やはり家で観ているとピンポンとか来たり、子供たちが何か起こしたり(笑)、いろんなことがあるので、集中できなかったりするんです。映画館に行くと、あのシートで食べたり飲んだりしながらリラックスして、集中してストーリーに没頭できるので、映画館で観るのはいいですよね。巨大スクリーンで音もいいですし。

――お子さんと行かれるときはアニメ作品が多いですか?

安倍:そうですね。事前に前売りチケットを買うと特典でステッカーがついてたり、バッチがついていたりとか、いろんなものが付いてきますよね。子供たちも楽しみに待っているし、これがあるから頑張れるってやる気にも繋がります。

大人もそうですけれど、何か先に楽しいことが待っていると頑張れるじゃないですか。「よし、じゃああれがあるから頑張ろうよ」って。だからチケットをわかりやすいところに置いておいて、「ほら、行くんでしょう」というふうに利用させていただいてたりしますね(笑)。

――映画館での思い出があればお聞かせください

安倍:思い出はたくさんあるけれど、そうですね。子供たちを連れて行く時は、やっぱり子供たちの反応を見るのが楽しみです。観た後の感想を聞いたり会話するのが、すごく楽しくて。年齢によって感じること、受け止められることがそれぞれ違うから、面白いなぁと思います。意外にストーリーを追えていたんだなとか、映画館に行って成長を感じる瞬間もあります。

私自身、映画館には昔から一人で行っていて。感動した映画は、サントラを買ったり、パンフレットを買って熟読しています。「このシーンはこうやって作られたんだ」とか、「これセットじゃなくてロケだったんだ」とかちょっとマニアックなところまで。音楽もこう作られているとか、好きなんですよね。やっぱりエンタメというものが好きだから。好きな映画は映画館で観たものを、家で観たり、作品によっては4、5回観たものもありますし、未だに覚えている映画もたくさんあります。

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――本日のイベントは「ベイビークラブシアター」という、赤ちゃん連れでも周囲に気兼ねすることなく映画を楽しめる試写会でしたが、こうすればもっとお子さんを連れて映画館に足を運びやすいのに、と感じることはありますか?

安倍:何よりまだベイビークラブシアター自体を知らない方が多いと思います。私は映画が好きだったから、子供を連れて何歳から行けるのかなとかよく調べていました。こういうベイビークラブシアターみたいなところも何カ所かあったんですけれど、時間が少なくて。観たい作品があっても、その日時が予定と合わなかったりして、結局、赤ちゃんの時は連れて行けませんでした。こういう場所があるんだな、というのは知っていたんですが、なかなかタイミングが合わなくて、利用しないまま大きくなってしまって。

だから3歳ぐらいで映画館デビューだったと思います。ドキドキしながら映画館に連れて行きましたが、結構周りも泣いていたり、叫んだりしていて。序盤で「パパ、怖い!帰る」といって出ていくお子さんもいたり。実際、映画館に足を運ぶといろんなことがあるとは思いますが、もっとこういう形で上映される作品や時間が増えて、広がってくといいなと思います。そうすると、お子さんもそうだけれど、何よりママのリフレッシュになると思うんですよね。ママがお子さんと一緒に作品を観られたり、ママ向けの映画を上映してもいいと思います。家から出たいって思っている方たちにも、映画館という空間に行くことでリフレッシュになるから。

――保護者向けの映画を、お子さんたちがどう感じるのかも感想を聞いてみたいですね

安倍:そうなんですよね。だからもっともっと広がっていくといいなって思いますね。そういった場所がもっと増えてくれるといいですよね。

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「モーニング娘。」25周年「おめでとうとありがとう」を伝えたい

――今作の声優以外にも、先日、「モーニング娘。」のコンサートに約5年振りに出演されていましたが、いかがでしたか?

安倍:5年10ヶ月ぶりと記事に書いてあって。記事から知ることって結構あるんです、私たち(笑)。

横浜アリーナというあんなに大きな会場で、久しぶりにたくさんのファンの方に囲まれて、歌を歌わせていただいて。もちろん緊張はしたんですけれど、本当に感謝だな、と。

こういったステージに立たせていただけるのは、本当にずっと応援してくれていたファンの方もそうですけれど、後輩たち、現役のみんなが本当に頑張ってきて、あの場があったので。こみ上げるものがたくさんありました。横浜アリーナという場所も、私にとっては思い出がたくさんあるステージだったので感慨深くて。

あの場所に立つ前もいろんな想いで準備してきたんですけれど、25年経って、ここで歌わせていただける、こういう景色が見られるなんて思いもしなかったし、想像もしなかったです。しかも子供が3人いてこんな素晴らしいステージに立たせていただけるなんて、いろいろな方に感謝だなって。でもこれからまだまだ「モーニング娘。」というものは続いてくし、これからも愛されるグループであってほしいなって想いがあったので、今回は何より25周年の「おめでとうとありがとう」を伝えられたらいいなと思って、ステージに立たせていただきましたね。

――最後に記事を読んでいる方にメッセージをお願いします

安倍:この映画は親子じゃなくても、お友達同士とか、会社の方とか、いろんな方と一緒に観ても楽しめます。もちろん一人でも楽しめる作品ですし、是非この作品に触れてほしいなって思います。これだけいろんなことが目まぐるしく変化する世の中についていくのも、心も身体も大変な時代だと思いますが、どうか毎日身体も心も健康に過ごしてほしいなって思います。私自身もまだまだ頑張ってみんなと同じ時代を生きていこうと思っているので、みなさん体調を崩さないように、元気に明るく毎日を過ごしていきましょう!

(取材:曽根真弘)

パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』は12月15日(金)より全国公開中

監督:カル・ブランカー

【声の出演】潘めぐみ/小市真琴/井澤詩織/矢作紗友里/石上静香/松田颯水/小堀幸/安倍なつみ/魚建/日野聡/中島沙樹/森川智之/諏訪部順一/水田わさび/井上喜久子/種﨑敦美/鬼頭明里/高橋李依/仲間由紀恵 ほか

配給:東和ピクチャーズ

©2023 Paramount Pictures. All rights reserved.

公式サイト:https://www.pawpatrol-movie.jp/
公式X(旧Twitter):@ParamountFamJP

 

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