世界中で映画史を塗り替えるヒット記録を樹立し、次々と話題を生んでいる『007 スペクター』が、アクションでもギネス認定を受けて世界中を驚かせ、まさにシリーズ映画の王者としての風格を見せつけた。
今回『007 スペクター』でギネス認定されたのは、2015年6月29日に、モロッコ・エルフードで撮影された本編中最大のクライマックスシーン。主演のジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグとボンドガールのレア・セドゥの目前で、砂漠の真ん中にそびえたつ巨大な建築物が破壊される大規模シーン。8,418リットルの燃料と、33キロの爆薬を使用し撮影、その大爆音と振動は、事前に半径32キロメートル内の人々に警告しなければならなかったほどの規模で、7.5秒続いた。スタッフ・キャストは緊張し、撮り直しがきかないこの危険なシーンを無事に撮り終えた瞬間には、クレイグと監督のサム・メンデスが思わず抱き合うほど。
これまで007シリーズでは、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)で、ボンドカー アストンマーティンDBSが劇中で空中7回転し、ギネス世界記録を持っている。ギネス世界記録の編集長クレイグ・グレンデイは、「007シリーズは常に映画の可能性を広げ続けてきましたが、『007 スペクター』のこの爆発シーンはシリーズ中でも忘れえないシーンとしてファンの記憶の中で生き続けるでしょう」とコメントがあった。
公開日:11月27日(金)、28(土)、29日(日)先行公開、12月4日(金)より全国ロードショー。
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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