モハメド・アリの偉業と生きざまを追った ドキュメンタリー2作品の追悼上映が決定

去る6月3日に75歳の生涯を終えた世界ヘビー級王者のモハメド・アリの死を悼み、角川シネマ新宿、渋谷アップリンクにて、彼の偉業と生きざまを追ったドキュメンタリー関連作品が追悼上映されることがわかった。

世界中が悲しみに包まれ、オバマ米大統領やボブ・ディランなど各界の著名人も哀悼の意を示すなど大きな喪失感と、またボクシングだけでなく人種差別の撤廃などに尽力した彼の功績を称える声が後を絶たない。

角川シネマ新宿では6月18日(土)に『ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』の上映に合わせ、この日1日限定で「モハメド・アリ対ジョージ・フォアマン」の世紀のボクシング対決に先立って行われた伝説の音楽フェスティバル“ザイール‘74”を追った『ソウル・パワー』を上映。

渋谷アップリンクでは『ソウル・パワー』だけでなく、アリの全盛期の貴重な証言やヘビー級の強靭な鋼の肉体がぶつかり合う試合の圧倒される映像、彼とリングで対戦した10人のボクサーたちが当時の記憶を振り返り、アリが自分の人生に大きな影響を与えてくれたことへの感謝の気持ちを語り尽くす『フェイシング・アリ』も上映される。