英国ロックバンド“オアシス”初の長編ドキュメンタリーが12月24日公開、リアム&ノエル・ギャラガーが製作総指揮務める

イギリスの伝説的ロックバンド“オアシス”初の長編ドキュメンタリー、リアム&ノエル・ギャラガーが製作総指揮を務める『オアシス:スーパーソニック』が12月24日より全国公開されることが発表された。バンド結成から、25万人を動員したネブワース公演までの軌跡を描く。

オアシス
©Jill Furmanovksy

94年のCDデビュー以来、アルバム7作品すべてがUKチャート1位に輝き、全世界でCDトータルセールス5,000万枚以上を記録するなど、全世界のミュージックシーンに燦然と輝きながらも、2009年に解散したロックバンド“オアシス”。リアム&ノエル・ギャラガーと共に、『AMY エイミー』で第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したアシフ・カパディアが製作総指揮、『グアンタナモ、僕たちが見た真実』で2006年ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したマット・ホワイトクロスが監督を務める。

バンドの中心であるリアム&ノエル兄弟による新たなインタビュー、バンドメンバーや関係者たちの証言、名曲の数々をとらえた貴重なライブ映像、更に膨大なアーカイヴ(写真・記録や資料)に前例のないレベルでアクセスを許可された本作の製作陣たちは、一部をアニメーションによって再現し、ありのままの彼らの物語を紡いでいく。

マット・ホワイトクロス監督 メッセージ全文


本作で私が意図することは、バンドの核心を掴むこと、そしてリアム&ノエル・ギャラガーの強烈な関係性を前面に押し出すことです。なぜならその切迫した衝突関係こそが、このバンドを魅力的にしている要素だからです。彼らのコンサートはいつもこれが最後かもしれないと思わせるようなものでした。その不安定さこそオアシスを作る要素であり、同時に究極的には破たんの原因となったのです。その態度、辛辣なユーモア、実直さ、そして彼らが象徴していた可能性の感覚。自分たちを信じる事だけで、彼らふたりは世界に立ち向かっていたのです。本作は彼らの音楽に関する映画です。壮大で快楽的、肯定的でメランコリック、そして時代を超越した彼らの楽曲に関する映画です。ワンダーウォール、シャンペン・スーパーノヴァ、ロックンロール・スター、ドント・ルック・バック・イン・アンガー。これらすべての忘れがたい名曲が勢ぞろいします。今こそ、世界中の人々が失ったものを思い出す時です。オアシスは永遠です。

映画『オアシス:スーパーソニック』は12月24日より全国公開

【CREDIT】
監督:マット・ホワイトクロス
製作:フィオナ・ニールソン、ジェームズ・ゲイ=リース、サイモン・ハーフォン
製作総指揮:リアム・ギャラガー、ノエル・ギャラガー、アシフ・カパディア
配給:KADOKAWA

©Jill Furmanovksy

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