清水崇×滝沢秀明『こどもつかい』ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭へ招待決定

『呪怨』シリーズの清水崇監督最新作、滝沢秀明主演ホラー『こどもつかい』が6月17日(土)より全国公開される。この度、ヨーロッパを代表するブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭(開催期間:2017年4月4日〜4月16日)のインターナショナルコンペティション部門への招待が決定した。

こどもつかい

17年ぶりの映画出演にして本作で映画初主演を務める滝沢秀明と、世界中を震撼させた『呪怨』シリーズを手掛けた清水崇監督がタッグを組む本作は、とある郊外で起こった連続不審死事件に潜む謎の男“こどもつかい”と、恐怖の渦に巻き込まれる新人記者を軸に物語が展開していくホラー映画。小さなこどもが失踪した3日後に、その周りの大人が死んでいるという“こどもの呪い”の噂、謎の男“こどもつかい”の笛の音と共に、次々に“こどもの霊”が現れ襲い掛かっていく。

こどもに怨まれたオトナの命を奪うミステリアスなキャラクター“こどもつかい”を滝沢秀明が特殊メイクを施し怪演するほか、連続不審死事件の謎に迫る新人記者・駿也役に有岡大貴、駿也の恋人でふとしたことからこどもに怨まれてしまう尚美役に門脇麦が名を連ねる。

招待が決まったブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭といえば、シッチェス映画祭、ポルト国際映画祭と並ぶ世界三大ファンタスティック映画祭の一つで、昨年度『アイアムアヒーロー』(佐藤信介監督)がインターナショナルコンペティションでグランプリを受賞したことで話題になった本映画祭。例年多くの日本映画が上映され、かつ常に高い評価を受けており、過去に『リング』(中田秀夫監督)、『仄暗い水の底から』(中田秀夫監督)、『茶の味』(石井克人監督)、『デスノート』(金子修介監督)、『ヒミズ』(園子温監督)などが賞を受賞している。清水監督は、過去に『稀人 まれびと』で同賞グランプリ、『ラビット・ホラー3D』で準グランプリを獲得しており、さらなる受賞に期待がかかる。グランプリは映画祭最終日の4月16日(現地時間20時)に発表予定。

清水崇監督 コメント


本作の世界最初のお披露目がベルギー、ブリュッセルの地で…光栄です!

通常の映画祭ではなかなか目に留められない事の多いホラー作品ですが、僕の映画が初めて賞をいただいたのも、本映画祭でした。ベルギーでは、大人も子供も日本より個人主義で大らかですが、あの歴史ある可愛らしい町で、『こどもつかい』による、こどもたちの無邪気な〝おつかい〟がどのように受け止められるのか?楽しみです。

こどもつかい選出理由について


私たちが『こどもつかい』を選出したのは、清水監督がこれまで描いてきた作品に含まれる要素である、プロフェッショナルで強烈、人々に恐怖を与える、鋭く繊細な描写、冷静かつ効果的な技法をすべて含んでおり、尚且つ、サスペンスと感情表現の面において”新しさ”を発見したからである。清水監督が2005年に『稀人』を上映しグランプリを受賞した時と同様に、『こどもつかい』は私たちの誇り高い国際コンペティション部門で上映するにふさわしい作品であると確信している。フレディ・ボッゾ(映画祭副代表、プログラム・ディレクター)

映画『こどもつかい』は6月17日(土)より全国公開

【CREDIT】
出演:滝沢秀明 有岡大貴(Hey! Say! JUMP) 門脇麦 尾上寛之 河井青葉 田辺桃子 中野遥斗 玄理 山中崇 吉澤健 西田尚美
監督:清水崇
企画・配給:松竹 公式サイト:http://kodomo-tsukai.jp/

©2017「こどもつかい」製作委員会

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