ユニバーサル・ピクチャーズがトム・クルーズ主演作『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』を皮切りに、往年のモンスター映画を次世代向けにリメイクし「ダーク・ユニバース」としてシリーズ化することを発表。
『魔人ドラキュラ』『ミイラ再生』『透明人間』『フランケンシュタインの花嫁』『狼男』などのクラシック・モンスター映画のダイジェストと共に、「ダーク・ユニバース」の誕生を知らせる特別映像が到着した。
ダーク・ユニバースのクリエイティブの中核を担うのは、新シリーズの立ち上げともなる『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の監督兼プロデューサーを務めるアレックス・カーツマンと、自身6作目となる「ワイルド・スピード」シリーズであり、史上最高額の全世界オープニングを記録した『ワイルド・スピード ICE BREAK』を手掛けたクリス・モーガンの2人。さらに、「ミッション:インポッシブル」シリーズのクリストファー・マッカリー、『ジュラシック・パーク』のデヴィッド・コープらが本プロジェクトに参加する。
カーツマンとモーガンは「ユニバーサルから往年のモンスター・キャラクターを現代に甦らせるという話を受けた時、継承した遺産に敬意を払いながら、同時に近代的なアドベンチャー映画にしなくてはいけないという責任を感じた。ぼくらがダーク・ユニバースの構想を練りだしてから、スタジオと仲間達が難題を突き付けつつも支えてくれた。この先もファンを夢中にし続け、新しいシリーズの想像力をかきたててくれればいいなと思っている」とコメントを発表している。
ダーク・ユニバース作品は、世界的スーパースターと期待の新星が象徴的なキャラクターに起用されることが特徴。シリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の公開を控えるジョニー・デップが「透明人間」を、同じく同作に出演しているハビエル・バルデムが「フランケンシュタイン」を演じる。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』にはトム・クルーズ、ラッセル・クロウ、ソフィア・ブテラが出演する。
これらのダーク・ユニバース作品を繋ぎ合わせるのは、多国籍の人物達から成る秘密組織“プロディジウム” 。謎に包まれた天才、ラッセル・クロウ扮するヘンリー・ジキル博士を筆頭に、モンスターという形でこの世に存在する悪を追い、研究し、必要であれば破壊することがプロディジウムの目的であり、どんな政府機関にも属さず、何千年もの間明かされることのない手法で、文明社会と隣り合わせにある悪の存在から人々を守る役目を担っている。
なお、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』に次ぐダーク・ユニバースの次回作には、『フランケンシュタインの花嫁』(仮題)を予定。ミュージカル映画『美女と野獣』の監督を務めたビル・コンドンがメガホンをとり、2019年2月14日(木)に全米公開予定。主演女優は近日の発表を予定している。