『カーズ/クロスロード』松岡茉優、藤森慎吾がピクサー声優初挑戦!土田大、山口智充ら吹替続投

トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』のディズニ−/ピクサーが贈る人気シリーズ最新作『カーズ/クロスロード』の日本語吹き替えキャストとして、松岡茉優と藤森慎吾(オリエンタルラジオ)の2人が参加することがわかった。ディズニー/ピクサーの映画声優はそれぞれ初挑戦となる。

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かつて自信過剰な新人レーサーとして登場した真っ赤なボディのスポーツカー、ライトニング・マックィーン。本作『カーズ/クロスロード』では、これまで華々しく第一線で走り続けてきたマックィーンもべテランとなり、最新型のレーサーに勝てない時代遅れのレーサーに。そんな状況に焦ったマックィーンは、レース中に無理をして大きなクラッシュ事故に遭ってしまい、世間からも見放され自信を喪失してしまう。彼の脳裏には、この時すでに「引退」の2文字が浮かび上がっており、本作ではそんな“人生の岐路(クロスロード)”が描かれていく。

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松岡茉優が演じるのは、マックィーンの相棒となるテクノロジーの知識が豊富なトレーナーのクルーズ。マックィーンの大ファンであり、再びレースに戻ってもらいたいと思っている女の子だ。松岡は本作の声優が決まったことについて、「選んでいただいて嬉しい気持ちが、あったのですが、それでも怖いっていう気持ちもすごく大きくて、子供の時からずっと見ていたディズニー作品ですし、私に務まるのかなという不安がありました。でも台本を読んでいく内に、本当にクルーズのことが大好きになって、是非、私が演じきりたいというふうに気持ちがどんどん前に向いていきました」と明かしている。

アフレコをやってみて「クルーズの指導は、言葉をまくし立てたり、音楽が流れてるところは、音楽にノリながら歌ったり喋る、すごく陽気な子なんです。早口で自分のタイヤの名前をひとつひとつ説明したり、とても可愛らしいんですけど、アフレコのときは苦労することも多かったです。あとヒップホップをたくさん聞きました。ラップみたいになってるんです。だから、ヒップホップを聞いて、ここで入ればいいんだなみたいな・・・のを研究しました(笑)」と苦労を語った。

一方、主人公のマックィーンを窮地に追い込む史上最強のライバルで、生意気な次世代レーサー:ストームの声を演じるのは藤森慎吾。本作の声優の話が来たことに「念願叶ったな、という思いでした。ずーっとディズニー/ピクサー作品の声優さんをやりたかったのですが、その夢が叶って飛び跳ねて喜びました」と語り、「僕はやっぱり芸人をやっているので木梨さんや、『モンスターズ・インク』の石塚さんと田中さんにすごく憧れました。あのふたりのコンビがまたすごく良くて、その好きな作品に自分の先輩がこうやって出ているっていうのは自分にも夢を抱くきっかけを作ってくれました。本当にああいう先人の方々のご活躍が僕の原動力になっていたんじゃないでしょうか。ちょっと恐れ多いですね、そこに名前を連ねさせていただくというのは。末席の末席においていただければ、うれしいです」と、役柄とは真逆・謙虚に喜びを語った。

また、アフレコをやってみて「今まで声優のお仕事では、チャラめで明るくて陽気な奴みたいな役が多かったんですけど、ストームはそういう要素が一切なくて、わりとクールで、ちょっと鼻につく感じの生意気でいやな部分もあるんです。その感じを最初つかむのに時間が少ししかかったかなっていう感触でした。マックィーンは僕の中でもスターでヒーローなので、今回マックィーンを追いつめる役を演じるのは心苦しかったんですが、最終的にはストームの気持ちになれたんで、『マックィーン倒してやろう、先輩倒してやろう』っていう気持ちが芽生えてきました」と明かした。

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さらに、これまでの『カーズ』シリーズの声優も続投。全2作に続きマックィーン役の声優を務める土田大は「2006年のカーズからマックィーンともずいぶんと長いおつきあいになりました。ルーキーから始まり今作では引退?後進指導!?と色々見どころが盛りだくさんな『カーズ/クロスロードですが、おじいちゃんになってなくてよかったです(笑)がむしゃらに突っ走ってた若き日、そして立ちはだかる壁を乗り越えながら進んだ先にちらつく限界と言う言葉…その時はたして何を選択するのか。まさに自分に問いかけながら挑んだ作品でした。そんな作品を盛り上げてくる、ひとくせもふたくせもある魅力的な新キャラクター達も必見です!もちろんレギュラーメンバー達も大活躍しますよー。今までのファンの方も初めて観る方も楽しんでいただける『カーズ/クロスロード』。今年の夏はフルスロットルで劇場に遊びに来てください、お待ちしておりまーす!カチャーウ!」とコメント。

マックィーンの相棒として支えてきたメーター役のぐっさんこと山口智充は、「レースのシーンの臨場感や迫力というものがすごい作品です。僕も楽しみにしておりますし、『カーズ』って車しか出てこない不思議な作品ですが、だんだん車たちが人間に見えてくるというか、生々しいくらい人間くさいこの『カーズ』の中にあるにおいが僕は大好きです。最高のエンターテイメントなので劇場で思いっきり楽しんでいただければと思っております」と太鼓判を押すと、新たな声優たちへ「ディズニー/ピクサーの作品は、1回携わるとずーっと多くの人たちの記憶の中にも、作品自体にも残るので、どれだけすごい世界に入ったかという喜びをどんどん感じてくることだと思います。ぜひとも一緒に喜びを味わいましょう」とメッセージを贈った。

サリー役を演じてきた戸田恵子は「カーズを初めて観た時の感動は忘れられません。私達人間社会と全く同じ気持ちで観る事が出来ました大切なことはいつの世もどの世界も同じなんだと。サリーはいつもユーモアセンスに溢れていて、そして温かい。マックィーンにとっても安心の存在、無くてはならない存在だと思います。今回、再びあのキャラクター達に会えてとても嬉しいです。成長したマックィーンは益々カッコイイですよ」とコメントを寄せた。

映画『カーズ/クロスロード』は7月15日(土)より全国公開

【CREDIT】
監督:ブライアン・フィー
製作総指揮:ジョン・ラセター
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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