バットマンになりたい──白血病の少年の夢を叶えた実話『バットキッド』をジュリア・ロバーツが製作&出演で映画化

2013年11月、アメリカでバットマンに憧れる5歳の白血病の少年の夢を叶えるべく1万2000人のボランティアが協力したプロジェクト──「バットキッド」の活躍とその舞台裏──が、ジュリア・ロバーツのプロデュースで長編映画化される。ロバーツは製作だけでなく、自ら主演も予定している。

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2013年11月、「バットマン」が大好きな、1歳の頃から白血病と闘う当時5歳の少年マイルズ・スコット君のもとに、サンフランシスコの警察本部長より、街中で悪役リドラーが銀行強盗を画策しており助けを借りたいとの緊急の要請があった。すぐさま彼は相棒とバットマンとともに、マントとマスクをかぶり「バットキッド」として出動! リドラーの凶行を阻止し、「とらわれの姫」を救出、サンフランシスコを守ったのだった──。

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これは、マイルス君の「1日だけバットマンになりたい」という願いを叶えるために、難病の子どもたちの夢を叶えるボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ」が企画したイベントで、その日はサンフランシスコが「バットマン」の舞台ゴッサムシティに様変わりし、実際の市長や警察署長を含む1万2000人以上のボランティアが参加、マイルズ君の夢のために協力したという。

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ソーシャルメディアを通じて世界中の注目を集めた「バットキッド」イベントの模様を収めたドキュメンタリー映画『Batkid Begins: The Wish Heard Around the World(原題)』に基づき、ジュリア・ロバーツが製作から携わり、自身主演で映画化する。

デイナ・ナックマンは、「ジュリア・ロバーツと彼女のチームが私の映画を観て、感動してくれたことを光栄に思います。彼女たちは、マイルスのためのイベントが国境を超えた動きになっていった様子をできるかぎり多くの観客に観てもらうため、大きな貢献をしてくれる」とコメントを発表。

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13年当時、バットキッドの活躍には、オバマ大統領や、アダム・ウェスト、マイケル・キートン、バル・キルマー、クリスチャン・ベール、ベン・アフレックら歴代のバットマン俳優たちも賛辞を送った。


アダム・ウェスト「なんて素晴らしいことだろう。マイルスくんのおかげで、ゴッサムの平和が再び取り戻された」


ベン・アフレック「バットキッドは、今までで最高のバットマンだ」

<ドキュメンタリー映画『Batkid Begins: The Wish Heard Around the World』予告編>

source:http://www.people.com/article/julia-roberts-starring-batkid-movie-miles-scott

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