「オープニングは、私の秋葉原旅行そのもの」奇才テリー・ギリアム監督最新作『ゼロの未来』の予告編&ポスターが解禁!

『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』などで知られる奇才テリー・ギリアム監督の最新作『ゼロの未来』が、春にオープンするYEBISU GARDEN CINEMA、そして新宿武蔵野館ほかにて、2015年5月16日(土)より公開されることが決まり、このたび予告編、ポスタービジュアルが公開された。主役に2度のアカデミー賞に輝く名優クリストフ・ヴァルツを据え、コンピューターに支配された世界を舞台に、人が生きる意味と愛に迫るSFヒューマンドラマ。

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宇宙空間をバックに中央で視線を送る、スキンヘッドのクリストフ・ヴァルツ。そして、彼の頭上でサーカスの如くカラフルに飛び出しているのがコーエンの出会う個性豊かなキャラクターたちが印象的にデザインされたポスター。

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熱狂的なファンをもつイギリスのコメディグループ“モンティ・パイソン”のメンバーであり、『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』をはじめとした多数のSF映画を手掛けてきたテリー・ギリアム監督が、初来日時に秋葉原を訪れた際に受けたインスピレーションから本作は製作された。
「私が初めて日本を訪れたときに、とても西洋化されたホテルに宿泊し、そのあと秋葉原に行ったんだ。秋葉原駅で電車を一歩降りると、騒音や映像やダンスをしている姿や洗濯機やタイプライターや踊っている人の姿が目や耳に入ってきて……あんなカルチャーショックを受けたのは生まれて初めてだった。『ゼロの未来』のオープニング・シークエンスは、私の秋葉原旅行そのものなんだ」と日本文化から大きな影響を公言している。

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『ビッグ・アイズ』『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツとタッグを組み、抑圧された世界に生きる孤独な男が変化していく様子を力強く描き出す。相手役には『海の上のピアニスト』などで知られるフランスの女優メラニー・ティエリー。そして『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・シューリス、『グランド・ブタペスト・ホテル』のルーカス・ヘッジズなどが物語を導くキーパーソンとして登場。ベン・ウィショー、ティルダ・スウィントン、マッド・デイモンなどハリウッドスターたちのカメオ出演にも注目。

人は自らの手ですべてを複雑にしてしまい、本当の幸せがとてもシンプルであることを忘れてしまった――。

【STORY】コンピューターに支配された近未来。天才プログラマーのコーエン(クリストフ・ヴァルツ)は、荒廃した教会に一人こもり、人生の意味合いを決める謎めいた数式「ゼロ」の解明に挑んでいた。ある日、パーティーに連れ出されたコーエンは魅力的な女性ベインズリー(メラニー・ティエリー)と出会う。最初は困惑するものの、次第に彼女に惹かれていくコーエン。さらに、「ゼロ」の秘密を知る青年ボブ(ルーカス・ヘッジズ)との間にも次第に友情が芽生えはじめる。閉ざされた世界で技術者として孤独な人生を歩んできた男は、人々とのふれあいを見つけ、愛と友情に気づいたことで本当の幸せに気づきはじめるが……。果たして「ゼロ」を解明することはできるのか……。

人生の謎を解く数式に挑む。コンピューターに支配された世界を舞台に、人が生きる意味と愛にせまる近未来ヒューマンドラマ。

『ゼロの未来』は、5月16日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館他にてロードショー!

監督:テリー・ギリアム(『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』『Dr.パルナサスの鏡』)
出演:クリストフ・ヴァルツ/デヴィッド・シューリス/ルーカス・ヘッジズ ほか
製作:リチャード・D・ザナック(『スウィーニー・トッド』、『猿の惑星』)、ディーン・ザナック(『ロード・トゥ・パーディション』)

公式サイト:www.zeronomirai.com
提供:ショウゲート、ハピネット
配給:ショウゲート
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