『舞妓はレディ』周防正行、オリジナルの新作が4年ぶりに製作決定!自身初となる“活劇”に挑む

監督・周防正行オリジナルの新作が4年ぶりに東映で製作・配給されることが決定した。

周防正行
周防正行 (C)撮影・下村一喜

シコふんじゃった。』『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』『ダンシング・チャップリン』『終の信託』『舞妓はレディ』など、独自の視点から娯楽性と作家性を兼ね備えた良質な映画をつくりあげ、日本映画界を牽引してきた周防正行。

本作で挑戦するテーマは自身初となる“活劇”(アクション)。映画がまだ無声映画で、「活動写真」と呼ばれていた大正時代黎明期を舞台にその時代を生きた若者7・8人の青春群像劇を描く。今後、オーディションを行い、9月に撮影に臨む予定。来年2019年夏以降の公開を予定している。

周防正行監督 コメント


かつて映画はフィルムで撮影され、音もなく、モノクロだった。それは映画の青春時代だった。そんな時代に生まれた「活動弁士」は生演奏をバックに映画を解説してスターとなった。ところがこの上映方式は日本独自のものだったという。「活動写真」と呼ばれていた映画に魅了された人びとの青春を、痛快な「活劇」として描き、技術革新が続いても本質的には変わらない映画の面白さ、楽しさ、魅力が湧き上がるものにしたい。

東映代表取締役社長 多田憲之 コメント


こんな映画を待っていました!周防正行監督から聞いた、今度のテーマは「活劇」!東映ならではのテーマをもったその物語は、映画への愛にあふれる青春物語でした。『がんばっていきまっしょい』(1998)でご一緒して以来のアルタミラピクチャーズ作品で、周防正行監督、桝井プロデューサーと、本格的にタッグを組めることは、本当にうれしく、楽しみにしています。

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