佐野岳、「陸王」に続き再びランナー役!『ふたつの昨日と僕の未来』製作発表会見

映画『ふたつの昨日と僕の未来』製作発表記者会見が6日、都内にて行われ、主演を務める佐野岳をはじめ、ヒロインの相楽樹、主題歌を担当する水樹奈々、監督の大森研一が出席。映画をバックアップする愛媛県新居浜市の石川勝行市長と愛媛県イメージアップキャラクター“みきゃん”がゲストとして駆けつけた。

ふたつの昨日と僕の未来

『瀬戸内海賊物語』『海すずめ』で知られる気鋭の大森研一監督が、自身の出身地である愛媛県を舞台に現実世界とパラレルワールドを奔走しながら自分の生き方を見つける若者の姿を描く本作。

オリジナル作品である本作の脚本を読んだ佐野は「読み進めていくうちに、今ある現状を受け入れることの大切に気づいた。不甲斐ない僕だし不甲斐ない海斗だけれど、真摯に向き合って臨んでいけたらと思います。そして、陸王に続き、またランナー役ができるので、体力作りを持続させています」と笑顔をみせた。

同じく脚本を読んだ相楽は「個人的に、あの後悔がなければ、今どんな人生になっているだろう?と考えることはあります。ストーリーの中で、私一人の行動によって変わってしまう世界があったりするので、現実と理想の間で悩んでいる海斗の苦悩はすごく理解できました。私が演じる真里乃は、海斗のダメなところも背中を押して応援したり叱ったりと、きちんと彼に向き合っている彼女です。なんていい子なんだろうと思いました。そして、愛媛には神秘的な景色のところも多そうなので、そのような場所で撮影できるのが楽しみです」と語った。

新居浜市出身で観光大使も務めている水樹は、出身地の映画化を喜び「歴史のあるものも沢山残っている場所ですし、地元に住んでいたからわかるレアなスポットもあるので、どこをフューチャーして物語にしてくれるのだろうと思っていましたが、脚本を読んでなるほどと納得しました。子供の頃、慣れ親しんだ街が全てストーリーに落とし込まれていて、感動しました。先週からデモテープ会議も始まりましたので、いま主題歌の制作を全力で頑張っています!」と地元愛を述べながら、楽曲制作への意欲をみせた。

オリジナルストーリーの脚本にも参加した愛媛県出身の大森監督は、これから撮影に入るにあたり天気の心配をされると「今までの全ての作品、晴れ続きです。前作は6月の梅雨の時期ど真ん中に撮影しましたが、全て晴れでした!」と、一同の不安を一層した。

ゲスト出演した石川市長は「いよいよ愛媛県新居浜市全面ロケによるふるさと映画の撮影に入りますので、大変ワクワクしております。新居浜の伝統・文化・豊かな自然を全国に発信できればと思います」と語り、みきゃんも喜びのジャンプを披露し、登壇者に握手を求めた。

最後に佐野は「これから準備して、素敵な作品を作って、皆さんに前向きな気持ちになっていただける映画になればと思っております。楽しみにしていてください」と決意を向けた。

映画『ふたつの昨日と僕の未来』は2018年秋公開

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