本年度アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、ジアド・ドゥエイリ監督作『ジ・インサルト(英題)』が今夏に公開されることがわかった。
本作は、クエンティン・タランティーノ監督のアシスタント・カメラマンという経歴を持つレバノン出身ジアド・ドゥエイリ監督の最新作。昨年べネチア国際映画祭に出品され、主演のカメル・エル=バシャが最優秀男優賞を受賞したほか、AFIフェスト観客賞など世界中で絶賛を受けている。
キリスト教徒であるレバノン人男性がパレスチナ難民の男性との口論で侮辱を受けたことが裁判沙汰へと発展し、やがて全国的な事件へと展開していく、監督自身の経験をもとに作り上げた物語。
監督のジアド・ドゥエイリは内戦下のレバノンで育ち、20歳で渡米、アシスタント・カメラマンとして、タランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』『パルプ・ フィクション』などに参加。その後、カンヌ国際映画祭監督週間でも上映された『西 ベイルート』で監督デビュー。センセーショナルな話題作を精力的に発表し、国際的に高く評価されている。
映画『ジ・インサルト(英題)』は今夏にTOHOシネマズシャンテ他にて全国順次公開
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