柚月裕子のベストセラー同名小説を、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督が映画化した『孤狼の血』が5月12日(土)より公開される。この度、本作の予告編が解禁となった。
原作は2015年に発売されるや、「第69回日本推理作家協会賞」受賞、「本の雑誌が選ぶ2015年度ベスト10」第2位、「このミステリーがすごい!」(2016年度版)第3位、「第154回直木賞」にノミネートされるなど話題を独占。物語の舞台は暴対法成立以前の広島・呉原市。暴力団系列の金融会社社員失踪事件をきっかけに、捜査する警察が仁義なき抗争「極道のルール」に触れていくさまが描かれる。
ヤクザとの癒着を噂される呉原東署捜査二課・主任の大上章吾役に役所広司、彼の元で失踪事件を捜査する新人・日岡秀一役に松坂桃李、クラブ「リコ」のママ・高木里佳子役に真木よう子、広島県警監察官・嵯峨大輔役に滝藤賢一、役所扮する大上に並んで呉原東署捜査二課・主任の土井秀雄役に田口トモロヲ、五十子会組長・五十子正平役に石橋蓮司、尾谷組若頭・一之瀬守孝役に江口洋介が名を連ねる。監督は『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』で知られる白石和彌が務める。
予告編には、役所が狂気むき出しで暴力団に牙をむくさまや、吼える松坂、刀を振りかざす江口の姿が収められている。古舘伊知郎は本作を「『アウトレイジ』に対する東映の答えですね。」と称している。本映像は3月1日(木)より全国の劇場にて上映予定。
映画『孤狼の血』は5月12日(土)より全国公開
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