音楽・映像・映画など多方面のプロデュース作品を輩出してきたキングレコードから、大人の男女に魅力的な作品をお届けする新映画レーベル「KING RECORDS presents エロティカ クイーン」の始動が決定した。
記念すべき第一弾として、『青春H』シリーズで多くの作品を手がけ、『UNDERWATER LOVE -おんなの河童-』(11)、『あなたを待っています』(16)、『闇金ぐれんたい』(18)など様々なジャンルで活躍を見せる映画界の風雲児・いまおかしんじがメガホンをとった『こえをきかせて』が限定公開決定。更に劇団lovepunkの主宰を務め、近年では元女子プロレスラー安川惡斗の半生を追ったドキュメンタリー『がむしゃら』(15)が大反響を呼んだ髙原秀和監督作『焦燥』、『グラグラ』もレーベル第一弾として同時公開される。
ストーリー
『こえをきかせて』:ファッションモデルのハルカ(渡辺万美)は食事制限が祟り撮影中に気を失ってしまう。その帰り、立ち寄った精肉店の店主・安春(川瀬陽太)の「いい体してんな。ボン、キュッ、ボンだ…」という言葉が頭の中に聞こえてしまう。最初は不審感と恐怖にさいなまれるハルカだったが、子供の頃からエスパー能力を持つ安春と次第に打ち解けていく。仕事への葛藤、愛妻の不倫など互いの悩みを曝け出していく2人は、ある出来事から一線へと踏み出していく…。
『焦燥』:老資産家・藤堂(隆大介)は亡き母の骨壺を抱えて真夏の墓地を歩く紗弓(小田飛鳥)の姿に一目惚れし、夜の公園で泥酔する紗弓を見つけ出す。父を知らない紗弓は藤堂を父のように慕い、また男として愛し始めていく中、藤堂に誘われて訪れた別荘で紗弓は自分とそっくりな顔をしたお下げ髪の少女・和美の似顔絵を見つける。そして嵐の夜に訪れた招かれざる客の襲来によって、2人の関係は思いもよらぬ方向へ狂っていく…。
『グラグラ』:はるか(永岡怜子)は中堅グラビアアイドルとして活躍する中、マネージャーから主演映画でラブシーンのある役を演じてみないかと提案される。映画のオファーは嬉しいが、はるかは胸に秘めたコンプレックスがあり、受けるべきなのか思い悩む。その矢先、はるかは路上でファンに襲われそうになったところをとある中年男性・田畑(湯江タケユキ)に助けられる。2人は次第に打ち解けていくが、映画のためにとコンプレックスの克服の手助けを頼まれた田畑はにべもなく拒絶する。はるかの主演映画、そして2人の関係はどこへ向かうのか?
4月6日(土)〜8日(月)渋谷ユーロライブにて限定公開
(C)2019キングレコード