湯浅政明監督の新作オリジナルアニメーション映画『きみと、波にのれたら』のポスタービジュアルと予告編が解禁。主題歌はGENERATIONS from EXILE TRIBEの新曲「Brand New Story」に決定した。
仏・アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門・クリスタル賞(グランプリ)受賞作品『夜明け告げるルーのうた』(17年)、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞受賞作品『夜は短し歩けよ乙女』(17年)、Netflixで全世界配信中の「DEVILMAN crybaby」など数々の話題作を世に送り出し、疾走感と躍動感に溢れる自由闊達な映像表現で、日本のみならず世界を魅了してきた鬼才・湯浅政明。
本作は、海辺の街を舞台に描かれる感動の青春ラブストーリー。消防士の青年・港と、大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子がある火事騒動をきっかけに出会い恋に落ちるところから物語が展開される。雛罌粟港役にGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太、向水ひな子役を川栄李奈が演じるほか、松本穂香、伊藤健太郎が共演する。
今回解禁となった予告編は、サーフィンが何よりも好きで海辺の家に越してきたひな子(川栄李奈)が、消防士の港(片寄涼太)と出会うシーンから始まる。サーフィンをきっかけに出会った2人は、次第に心を通わせて親密な関係となっていく。だが、そんな2人の間を裂くように、ある日港を不慮な事故が襲う。訪れた突然の別れに悲しみに暮れるひな子だったが、2人の思い出の“歌”によって不思議な出来事が起こる。
夏を感じさせるGENERATIONS from EXILE TRIBEの爽やかな歌声に乗せて、小さな港町で巻き起こる、2人の奇跡の物語が描き出されていく。今回の解禁に合わせて、主題歌を歌う片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)をはじめ、川栄李奈、湯浅政明監督からのコメントも到着した。
片寄涼太 コメント
映画主題歌に決定した心境
自身初めての声優に挑戦させて頂いた映画で、グループとしても主題歌を務めさせて頂けることがとても嬉しいです。GENERATIONSとしては久しぶりの“ジェネキャッチ―”な楽曲なので、この映画に爽やかに華を添えられたらと思っています。
楽曲に関して
楽しい生活や新しい出会い、新たな一歩を踏み出す方に聴いて頂きたい一曲です。悩みや不安を抱えている方に少しでも寄り添える、勇気を与えられる曲になればなと思います。楽曲のなかに“波”というワードも出てきたりと、楽曲全体の世界観もかなり映画とリンクしているので、この楽曲を聴きながら映画を楽しみにお待ち頂けたらなと思います。
川栄李奈 コメント
「Brand New Story」は落ち込んでいる時や悲しい時に聞くと背中を押されるような、勇気づけられる一曲だと思います。一度聞いたら頭から離れなくて何度も口ずさみたくなる歌です。そして『きみと、波にのれたら』にぴったりだなと思いました。本編でも港役の片寄くんと一緒に歌うシーンがあるのでそこも楽しみにしていただけたらと思います!
湯浅政明監督 コメント
歌と共に記憶が蘇ることは良くあります。よく聴いていた頃の思い出とセットで覚えているんです。映画でもそんな感じで使えたらと思いました。元々1人の思い出の曲だったものが、2人で歌っているうちに2人の思い出の曲になるんです。上がった曲は正にそういうものです。海でかかっているような、青春ものの主題歌。片寄さんの声はキャラに当てただけで、キャラが色男になりますし、GENERATIONSの音も作品にピッタリだと思いました。何度も歌うシーンがありますし、それぞれ好きなのですが、2人が戯れながら歌っているシーンは必見ですね。年配の方も、初々しい恋をしていた頃を思い出すのではないでしょうか。きっと映画が終わった後は口ずさんでいる人がいると思いますよ。
映画『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国公開
(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会