ベルリン映画祭銀熊賞受賞作、母を亡くした父娘の愛と再生を描く『君はひとりじゃない』7月公開

2015年の東京国際映画祭で上映された『BODY(原題)』が、『君はひとりじゃない』の邦題で7月22日(土)より公開されることが決定し、あわせて予告編とポスタービジュアルが到着した。

君はひとりじゃない:チラシ表S

本作は、妻を失い人の死に対して何も感じなくなってしまった検察官の父と、そんな父に嫌悪感を抱き心を閉ざしてしまった娘が、ひとりの天才セラピストと出会うことで変わっていく姿を描いた「再生」の物語。ポーランドのアカデミー賞であるイーグル賞で主要4部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞)を受賞し、第65回ベルリン国際映画祭では銀熊賞に輝いた。

予告編では、母を亡くし、心の距離が離れてしまった父と娘の姿が捉えらている。本作の監督マウゴシュカ・シュモフスカは、昨年亡くなった巨匠アンジェイ・ワイダや『イレブン・ミニッツ』のイエジー・スコリモフスキなどを輩出したポーランド映画界の俊英の女性監督。娘役のユスティナ・スワラはシュモフスカ監督がFacebookから見出し、本作で演技・映画ともにデビューとなった。

映画『君はひとりじゃない』は7月22日(土)よりシネマート新宿、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開

【CREDIT】
監督:マウゴシュカ・シュモフスカ
出演:ヤヌシュ・ガヨス、マヤ・オスタシェフスカ、ユスティナ・スワラほか
配給:シンカ

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