サム・ペキンパーが唯一残した戦争映画『戦争のはらわた』デジタル・リマスター版予告

『ワイルドバンチ』『ゲッタウェイ』などで知られる巨匠サム・ペキンパーが唯一残した戦争映画『戦争のはらわた』(原題:Cross of Iron)が、公開40周年を記念し、デジタル・リマスター版で8月26日(土)より公開される。この度、本作の予告編が到着した。

戦争のはらわた

圧倒的な演出スタイルと斬新な編集で今までの映画様式を塗り変え、その非情な暴力描写の中に、人間の孤独と哀しみを描き出してきたサム・ペキンパー(1925~1984)。その激しいバイオレンス描写から“血まみれのサム”の異名をもつペキンパーが、唯一残した戦争映画が本作だ。第2次世界大戦下のロシア戦線を舞台に、ドイツ軍とソ連軍の壮絶な死闘をドラマチックに描き出す。主演のジェームズ・コバーンをはじめ、マクシミリアン・シェル、ジェームズ・メイソン、デヴィッド・ワーナー、センタ・バーガーが出演している。

戦争のはらわた

予告編には、ナチス・ドイツとソ連が壮絶な死闘を繰り広げた戦争シーンから始まる。当時はCGの技術もなく、迫真の銃撃戦を本物の戦場さらながらの現場で、徹底的にリアリティを追及したさまが垣間見れる。主演のジェームス・コバーン演じるシュタイナー軍曹が、ドイツ軍人の最高の武勇の象徴ともいえる鉄十字章を付けて戦場で戦っている様子も映し出されている。

映画『戦争のはらわた』は8月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開

(C) 1977 Rapid Film GMBH – Terra Filmkunst Gmbh – STUDIOCANAL FILMS Ltd

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で