ハリウッドを代表する名優ロバート・レッドフォードの最新作であり、惜しまれつつも俳優引退作となる映画『さらば愛しきアウトロー』の新たな場面写真が解禁となった。
本作は、実在した伝説の銀行強盗犯を描いたデヴィッド・ロウリー監督の最新作。1960年にデビューしたのち、『明日に向って撃て!』(69)で一躍大ヒットを記録、『スティング』(73)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、その実力を認められたハリウッドを代表する名優、ロバート・レッドフォード。60年近くに及ぶ役者人生の中で膨大な人数のファンを獲得し、すべての時代に名作を刻み続けてきた本物のスター俳優が本作を最後に引退する。
この度解禁となったのは、レッドフォードの往年の名作を彷彿とさせる新場面写真。レッドフォードがクラシカルな中折れ帽にブルーのスーツを合わせてスマートに着こなす姿が映し出されたカットでは、1930年代のシカゴを舞台に、仲間を殺された詐欺師が伝説の賭博師の手を借りてマフィアに一世一代の復讐劇を仕掛ける『スティング』(73)や、1930年代のメジャーリーグで苦境に立たされながらも35才のルーキーとして復活を遂げたロイ・ホッブスの半生を描く『ナチュラル』(84)でのレッドフォードを彷彿とさせる。
また、本作での役どころが「銀行強盗」であるだけに、19世紀末のアメリカ南西部で名を馳せた銀行強盗の物語『明日に向かって撃て!』(69)のサンダンス・キッドの姿も連想させ、これらの名作に登場する色褪せない主人公たちと重ね合わせ、胸が熱くなる往年のファンも多いはずだ。
さらに、古き良きアメリカを感じさせるティアドロップ・サングラスをかけるレッドフォードは、不意に組織の陰謀に巻き込まれたCIA職員の逃走劇を描くサスペンス『コンドル』(75)を彷彿とさせ、上品なジャケットにノーネクタイで、仲間とこれからの計画について密談するかのような表情で電話する写真や、デート前と思しきキマった渋カッコイイ出で立ちで車の前で誰かを待つ写真など、レッドフォードが演じてきたクールな色男の“アウトロー”らしいシーンが切り取られている。
映画『さらば愛しきアウトロー』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開
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