横浜流星が主演を務める映画『いなくなれ、群青』の本予告映像が解禁となった。
美しいバイオリンの音色と、横浜演じる七草の詩的な独白から始まる映像。「ここは捨てられた人たちの島です」、「この島は魔女に管理されています」と、彼らが暮らす階段島の秘密が徐々に明らかになる中、島での平穏な生活を望む七草に対し、島の秘密を解き明かそうとする真辺由宇(飯豊まりえ)の姿が映し出される。
本映像で、Salyuが歌う主題歌「僕らの出会った場所」が初解禁。小林武史プロデュースの本楽曲は、Salyuの強く心に響く歌声で、階段島での七草たちの青春の物語を壮大に美しく彩る。
横浜流星 コメント
作品の世界観、空気感を大切にし、映画の内容に寄り添ってくれている素敵な曲です。物語に最高の余韻を与えてくれます。是非、余韻にどっぷりと浸って欲しいです。
柳明菜監督 コメント
この曲は、七草・真辺二人の関係、そして映画を、私を、とても深い場所へと導いてくださいました。
出会いと別れ、それを、偶然でも奇跡でも運命でもなく、生命体に刻み込まれた営みのように・・・
自分の体の奥ではずっと何かが振動し、一点を目指し続けている。
それはとてもリアルな感覚。何を捨てたとしても。
日々、色々なことがあるけれど、全て、あなたに出会う場所へ向かう旅路なのかもしれません。
主題歌プロデュサー 小林武史 コメント
やり切れないなと思う日常の隙間に非日常への扉が隠されている。そこに向かうことは必ずしも逃避ではなく、この世界の有り様を組み立て直すことにつながっていくのではないか。そんなことをこの映画のラフ編を見た後で妄想しながら、監督の映画への想いに共感していきました。透明だけど濁っている、そんな曲をイメージしていました。Salyuの肉体の内部から宇宙感まで感じさせる歌唱は、やはり彼女しかできないダイナミズムのある表現だと思います。
映画『いなくなれ、群青』は9月6日(金)より全国公開
(C)河野裕/新潮社 (C)2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会