大ヒット公開中の映画『アラジン』が国内興行収入120億円を突破した。
8月25日(日)までの国内興行成績は興行収入120億1,599万6,600円、動員844万9,981人に達した。この成績は大ヒットシリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」2作品や、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『アリス・イン・ワンダーランド』の成績も超えて、国内ディズニー映画史上4位にラインクイン。
大ヒットが続く中、SNS等で早くも話題となっているのが、続編の制作への期待だ。アニメーション版の『アラジン』には『アラジン/ジャファーの逆襲』という続編作品(劇場未公開)が存在し、その後のテレビシリーズ「アラジンの冒険」に続くプロローグとなった他、「キングダム ハーツⅡ」のモチーフとなったことでも知られている。実写映画『アラジン』の多くのファンから続編の制作への熱望の声が上がる中、映画のプロデューサーであるダン・リンも続編制作への意欲と共に作品の企画が初期段階にあることをコメントしている。
さらに『アラジン』ファンの間でもう一つ話題となっているのが、先日突如発表された新曲「Desert moon」だ。本編からは最終的にカットとなってしまった曲として公開されたが、アラジン役メナ・マスードとジャスミン役ナオミ・スコットの美しすぎるハーモニーと、哀愁を帯びた歌詞が大きな話題となっている。
製作がかなり進む段階まで本編に残っていたこの曲は、ジャスミンの魂の叫びと強い決意が込められたソロ曲「スピーチレス~心の声」と同様、ディズニー音楽のレジェンド アラン・メンケンと『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』で知られるベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが本作のために書き下ろした新曲で、待ち合わせに現れないアラジンを待つジャスミンと、ジャファーに捕らえられ待ち合わせに行けないアラジン、同じ月を見上げる2人の切ない姿描くシーンに使われる予定だった。
また、アラジンの家でジャスミンがそのワンフレーズを奏で「母がよく歌ってた」「私の母も」と、2人の母の思い出の曲として心を繋ぐきっかけの一つとなる曲としてそのわずかな一端が本編にも残されており、その全容が明らかになった形だ。公開された曲の全容を聞いたファンからは、本編からカットされたことを残念がる声が続々と上がり、まもなく劇場公開が終わるであろうことへの惜しむ声も多くあがっている。
映画『アラジン』は大ヒット公開中
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