「ミニシアター・エイド基金」クラウドファンディングの特典として配信される「サンクス・シアター」作品の新規ラインアップが発表された。
ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金は、4月13日よりMOTION GALLERYにて、全国のミニシアターをみんなで応援する「ミニシアター・エイド基金」プロジェクトを開始。4月15日には文化芸術活動のクラウドファンディングにおいて日本初となる目標金額の1億円を、国内最速で達成(※MOTION GALLERY調べ)、28日は2億円を通過した。外出自粛傾向が長期化することも予想される中、さらなる支援を行うためストレッチゴール3億円超えを目指し、5月14日23:59の締め切りまで引き続き継続していく。
サンクス・シアターとは、同クラウドファンディングの特典であり「ミニシアター・エイド基金」の特設配信サイトから、活動趣旨に賛同した有志の映画人たちが提供する作品が見られる仕組み。3,000円~1,000,000円のコースを選んだコレクターは、約200作品の中からコースの金額に応じた既定本数のストリーミング再生が可能となり、1年間は繰り返し鑑賞することができる。配信開始はクラウドファンディング終了後の5月下旬を予定している。
主な新規追加ラインアップとして、『微温』(’07)『最低』(’09)など今泉力哉監督作品10本、7月から配信開始予定の村上淳主演作『Playback』(‘12/三宅唱)をはじめ、安藤サクラ主演作『百円の恋』(’14/武正晴)、柄本佑主演作『ポルトの恋人たち 時の記憶』(‘18/舩橋淳)、田中俊介主演作『恋のクレイジーロード』(’18/白石晃士)、『精神0』の公開を控える想田和弘監督の学生時代の“劇映画”『ニューヨークの夜』(‘95) 『花と女』(‘96)『ザ・フリッカー』(‘97)や、『イヌミチ』(’14/万田邦敏)、『旧支配者のキャロル』(’12/高橋洋)、瀬田なつき監督『5windows mountain mouth』(’13)『彼方からの手紙』(’08)、藤井道人監督『青の帰り道』(’18)、足立紳監督『14の夜』('16)など。
「ミニシアター・エイド基金」プロジェクト:https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid