本年度カンヌ・グランプリに輝いた傑作 『ロブスター』日本公開決定

 


ロブスター_メイン画像

第68回カンヌ国際映画祭審査員賞を見事受賞した注目の話題作『ロブスター』の日本公開が3月5日に決定した。

監督・脚本はカンヌ映画祭の<ある視点>部門グランプリ受賞作『籠の中の乙女』の奇才ヨルゴス・ランティモス。出演はコリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、ジョン・C・ライリー、レア・セドゥ、ベン・ウィショーとベテランの名優から今注目の若手まで豪華な顔ぶれが揃う。

ランティモス監督は「この映画のアイデアはある議論から生まれた。常に人間関係の中にいなければならないとしたら、人はどう感じるか。誰かと一緒にいることができなければ落第者と見なされるのか。誰かと一緒にいるために費やされる期間。恐れ。パートナーになろうとするとついてくる、あらゆることについて話し合った」と語っている。

主演のコリン・ファレルは「この映画に無関心なままでいられる人はいないと思う」とコメント。フランスの注目No. 1若手女優のレア・セドゥも「ほとんど新しい言語と新しい物事の見方を提示するような映画よ。映画を見たあと、観客は自分自身に問いかけることになるわ」と監督の生み出す世界観の虜になっている。

【STORY】
独身者は、身柄を確保されホテルに送られる。そこで45日以内にパートナーを見つけなければ、自ら選んだ動物に変えられ、森に放たれる、そんな近未来。独り身になったデヴィッド(コリン・ファレル)もホテルに送られ、パートナーを探すことになる。しかしそこには狂気の日常が潜んでいた。しばらくするとデヴィッドは“独り者たち”が暮らす森へと逃げ出す。そこで彼は恋に落ちるが、それは“独り者たち”のルールに反することだった―。

配給:ファインフィルムズ

公開日:2016年3月5日(土)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開

©2015 Element Pictures, Scarlet Films, Faliro House Productions SA, Haut et Court, Lemming Film,The British Film Institute, Channel Four Television Corporation. 

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