『ブレイク・ビーターズ』 6月公開&ポスター解禁、社会主義国家公認のブレイクダンスチームが自由を追い求める

1980年代、社会主義政権下の東ドイツで巻き起こった“ブレイクダンス”ブーム、ダンスに自由と希望を求めた若者たちの姿を描き出す『ブレイク・ビーターズ』が6月25日より公開される。この度、ポスタービジュアルが解禁となった。

ブレイク・ビーターズ

1985年の社会主義政権下の東ドイツを舞台に、若者のブレイクダンスブームを禁止する政府だが、その勢いは止まらずブレイクダンスを“社会主義化”し若者向けのプロパガンダとして利用する政策をとる。国家認定のダンスチーム「ブレイク・ビーターズ」は芸術集団として人気を博していくのだが、その代償として自分たちの求める自由なダンスが踊れなくなるというジレンマを抱えるのだった。

ブレイク・ビーターズ

“ブレイクダンス”ブームの火付け役となったニューヨーク・サウスブロンクスのBボーイたちを題材とした米映画『ビート・ストリート』(‘84)が大ヒット。その自由な発想と表現に大きく影響を受けた東ドイツの若者たちはブレイクダンスやロボットダンスに熱狂し、路上で踊る彼らの姿が至る所で見られるようになる。そんな社会現象とも言える実話を基に描かれた本作は、ダンスを通して「自由」と「夢」を追いかけることの尊さを訴えたエンターテインメント作品。

ブレイク・ビーターズ
ブレイク・ビーターズ

劇中のダンスの振り付けを担当したのは、伝説のダンサーとして世界的に有名なドイツ人Bボーイ“STORM”(ストーム)。80年代当時のダンスを忠実に再現しつつ、今のダンススタイルも取り入れてアレンジした。ダンス経験のある若手俳優たちが、スタント一切なしのリアルなダンスシーンに挑戦している。

映画 『ブレイク・ビーターズ』 は6月25日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー

【CREDIT】
監督:ヤン・マルティン・シャルフ 脚本:ルート・トーマ
出演:ゴードン・ケメラー、ゾーニャ・ゲルハルト、オリバー・コニエツニー、セバスチャン・イェーガー
配給:アニモプロデュース
公式サイト:www.break-beaters.jp

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