ドキュメンタリー映画『 ひめゆり 』ポレポレ東中野にて上映、今年で10年目へ

1945年、戦地と化した沖縄。看護隊として動員された“ひめゆり学徒隊“の生存者22名の証言を13年かけておさめたドキュメンタリー映画『ひめゆり』が6月23日の“沖縄慰霊の日”に合わせて2007年の公開から毎年東京都中野区にあるミニシアター・ポレポレ東中野にて上映され、今年で公開10年目を迎える。

ひめゆり©プロダクション・エイシア

映画『ひめゆり』は、『森聞き』『千年の一滴 だし しょうゆ』などを手掛ける柴田昌平が13年かけて作った、2時間10分の長編ドキュメンタリー映画。

【ストーリー】
1945年、太平洋戦争末期に、沖縄では日本軍と米軍による住民を巻き込んだ地上戦が展開される。15歳から19歳の女学生222名が急きょ看護要員として動員され、のちに「ひめゆり学徒隊」と呼ばれるようになる。生活は一変し、砲弾の飛び交う戦場に送り出される少女たち。負傷した日本兵の看護をはじめ手術の手伝い、死体処理まで命じられ、約3か月の間に123名が戦死。生きのびた生徒たちの多くは、戦後長く沈黙している。ひめゆり学徒の生存者22名が、戦場の体験と亡き友への想いを自らの言葉で綴るのだった……。


【2016年・上映情報】

6/18(土)~6/24(金) 連日20:50~上映
*舞台挨拶の日程はホームページにて
http://www.himeyuri.info

前売り1000円 /劇場窓口・チケットぴあ(Pコード 466-765)にて販売中
当日券:一般・大学専門・シニア1500円/高校生以下500円(障害者料金の割引はありません)

【ポレポレ東中野】
公式サイト:http://www.mmjp.or.jp/pole2/
〒164-0003 東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル地下
JR東中野駅西口北側出口より徒歩1分・駅ホーム北側正面
地下鉄大江戸線A1出口より徒歩1分


 

私たちは、これからを生きる世代に何を伝えることができるだろう。
ひめゆり

<受賞歴>
文化庁映画賞<文化記録映画部門>大賞
キネマ旬報ベスト・テン<文化映画>第1位
日本映画ペンクラブ<文化映画部門>ベスト1
<日本ジャーナリスト会議>JCJ特別賞
高崎映画祭特別賞
全国映連賞 監督賞
日本映画復興賞 奨励賞
SIGNIS JAPAN カトリック映画賞


映画『ひめゆり』

配給:プロダクション・エイシア
監督:柴田昌平
撮影:澤幡正範、一之瀬正史、川崎哲也、川口慎一郎
出演:ひめゆり学徒の生存者 22名
製作:プロダクション・エイシア
制作年:2006年
公式サイト:http://www.himeyuri.info/
©プロダクション・エイシア

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