石ノ森章太郎原作、神山健治が総監督を務める完全オリジナルストーリーのフル3DCGアニメーション『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』が11月25日より全3章完結、各章2週間限定で公開される。この度、ゼロゼロナンバーサイボーグの面々を、河本啓佑、種田梨沙らが演じることが発表された。
数々のヒーローを描いてきた天才マンガ家・石ノ森章太郎が生み出した「サイボーグ009」を、「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズや映画『009 RE:CYBORG』を手がけた神山健治が総監督を務め、監督は『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』で助監督を務めた柿本広大、キャラクターデザインを『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の齋藤将嗣が手がける。009こと島村ジョーをはじめとするゼロゼロナンバーサイボーグたちと、人智を遥かに超えた異能を持つ者たち「ブレスド」との戦いを描く。
ゼロゼロナンバーサイボーグのリーダー的存在で、“加速装置”により音速で移動出来る万能型のサイボーグ戦士009/島村ジョーを河本啓佑が、テレパシーやサイコキネシス、瞬間移動といった超能力を持つ001/イワン・ウイスキーを福圓美里が、空中をマッハ5で自在に滑空する002/ジェット・リンクを佐藤拓也が、聴覚と視覚を駆使した索敵能力と情報収集能力に長ける003/フランソワーズ・アルヌールを種田梨沙がそれぞれ演じる。さらに、全身に兵器を装備した戦闘特化型サイボーグ004/アルベルト・ハインリヒ役に日野聡、強化された皮膚と100万馬力の怪力を持つ005/ジェロニモ・ジュニア役に乃村健次、口から高温の火炎や熱線を噴射する006/張々湖（ちゃんちゃんこ）役に真殿光昭、人間や動物以外の無機物に変身出来る007/グレート・ブリテン役に佐藤せつじ、1万メートル以上の深海でも活動が出来る008/ピュンマ役に石谷春貴が抜擢された。
島村ジョー役の河本は「幅広い世代の皆様から愛され、歴史を刻んできている作品ですので、今回この作品に関われることを誇りに思います。これまで繋いできた想いを裏切らないよう大切に大切に演じさせて頂きました」とコメント。本作は「プレスコ」と呼ばれる、先に声などを収録したものに合わせて絵を作る手法で制作されており、種田は「プレスコという形でのアフレコは初だったので緊張しましたが、皆さんのお芝居をより身近に感じることができました」と語っている。
『009 RE:CYBORG』では演出を担当していた柿本監督は「プレスコで作られているこの作品は声優の皆さんの演技を聴きながら絵を作っています。個性的かつ実力の確かな皆さんの迫真の演技が映像を作るスタッフのイメージを刺激し、素晴らしいカットがいくつもできました」と手応え。「河本さんの演じられた009は、甘い中にも芯の通った強さのある声でリードしてくれ、種田さんの003の優しく、落ち着きのある女性らしい芝居はゼロゼロナンバーサイボーグ達を包み込んでくれました」と2人に絶賛の言葉を贈った。
映画『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』第1章は11月25日（金）～12月8日（木）、第2章は12月2日（金）～12月15日（木）、第3章は12月9日（金）～12月22日（木）各章2週間限定劇場上映
【CREDIT】
原作：石ノ森章太郎 総監督：神山健治 監督：柿本広大 キャラクターデザイン：齋藤将嗣
アニメーション制作：SIGNAL.MD・OLM Digital, Inc. 製作：石森プロ・Production I.G
配給：東宝映像事業部
公式サイト：www.cyborg009.jp
©2016 「CYBORG009」製作委員会
