クリストファー・ノーラン最新作『ダンケルク（原題）』が2017年日本公開決定、第二次世界大戦中の実話描く特報解禁

2016年8月24日

『ダークナイト』『インセプション』『インターステラー』のクリストファー・ノーランが初めて実話の映画化に挑む最新作、トム・ハーディ主演『ダンケルク（原題）』（英題：Dunkirk）の日本公開が2017年に決定。日本版特報映像が解禁された。

本作は、第二次世界大戦中の1940年5月26日から9日間、860隻の船舶でイギリス軍・フランス軍の兵士約30万人以上もの命を救った史上最大の救出作戦「ダンケルク作戦」を描くスペクタクル・サスペンス大作。舞台となったフランス・ダンケルクを皮切りに、オランダ、イギリス、アメリカで2016年5月23日から撮影を開始している。出演は『マッドマックス怒りのデス・ロード』、『レヴェナント蘇えりし者』のトム・ハーディを筆頭に、『ブリッジ・オブ・スパイ』のマーク・ライランス、監督としても評価の高い名優ケネス・ブラナー、ノーラン作品常連の個性派キリアン・マーフィーらが名を連ねる。さらに、ワン・ダイレクションとして活躍していたハリー･スタイルズが、自らオーディションを勝ち取り、映画初出演を果たす。マーク・ライランスは「これまでになかった展開の素晴らしい映画になる。いきなり観客を戦争のド真ん中へ連れて行く」とEmpire誌でコメントしている。

また、ノーランが誇るクリエイティブ・チームには、撮影のホイテ・ヴァン・ホイテマ、美術のネイサン・クローリー、編集のリー・スミスが『インターステラー』に引き続き参加。衣装のジェフリー・ガーランドは『インセプション』以来のタッグ、そして『マッドマックス怒りのデス・ロード』のアンドリュー・ジャクソンが覚効果監修を担当する。

本作は2017年7月19日に、本作の舞台となったフランスとベルギー、7月21日に全米＆全英で公開、日本公開は2017年予定。