『疾風ロンド』主題歌はB’z書き下ろしの新曲に決定、阿部寛「この楽曲を置いて他に無い」

東野圭吾の大ヒット同名小説を映画化した『疾風ロンド』が11月26日より全国公開される。この度、本作の主題歌がB’z書き下ろしの新曲「フキアレナサイ」に決定した。その主題歌流れる特別映像もあわせて解禁となった。

疾風ロンド

東野圭吾の100万部突破の大人気小説を「あまちゃん」の演出家・吉田照幸が映画化する本作は、日本最大級のスキー場を舞台に、大学の研究所施設から盗まれた違法生物兵器ワクチン「K-55」を追う、スキー下手で頼りない中年研究員と仲間たちの奮闘を描くサスペンス・エンターテインメント。

阿部寛扮する20 年以上前に流行ったであろう古臭いウェアに身を包むスキー下手の中年研究員・栗林和幸とともに、ワクチンを捜す手助けをするパトロール隊員・根津昇平を大倉忠義が、現場に居合わせたオリンピックを目指すスノーボードクロス選手・瀬利千晶を大島優子が演じる。ほか、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊 淳、野間口 徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本 明ら実力派キャストが顔を揃える。

疾風ロンド

B’zが実写映画の主題歌を手掛けるのは、2009年リリースの「PRAY」(アルバム『MAGIC』収録・映画『TAJOMARU』)以来7年ぶり。B’zの松本孝弘、稲葉浩志は「『疾風ロンド』の原作を読んで、派手で時折滑稽な場面もある活劇のなかに、登場人物が自分の進むべき道を信じ葛藤する気持ちが細やかに描かれているのが非常に印象に残りました。そんな心理状態と、激しく舞う雪を重ね合わせて、この“フキアレナサイ”を創りました」とコメント。

主演の阿部は、B’z書き下ろしの楽曲に「ワクワクしました。サスペンス、アクション、コメディと様々な要素が疾風のごとく駆け抜ける本編の締めくくりは、この楽曲を置いて他に無いでしょう。鑑賞後の爽快感そのままに劇場をあとにできること請合います」と絶賛。吉田監督は「僕もこの映画で、サスペンスとコメディの両立に挑みました。その二つの要素を重ねることで個性がでるし、親しみやすさを両立できると信じて作品作りに挑みました。分野は違えど、僕が目指すアーティストの方に素晴らしい曲を書き下ろしてもらい大変光栄です」と喜びを語るも、あまりの出来栄えに「ただひとつ心配なことが。あまりに印象深い曲なので、劇場を出るお客さんが映画忘れてしまわないかなーと」と期待に近い不安をものぞかせた。

映画『疾風ロンド』は11月26日より全国公開

【CREDIT】
原作:「疾風ロンド」東野圭吾(実業之日本社)

監督:吉田照幸
出演:阿部寛、大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊 淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本 明

©2016「疾風ロンド」製作委員会 ©東野圭吾/実業之日本社

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