上戸彩×斎藤工が共演し、社会現象となった“昼顔妻”が禁断の映画化。ドラマ版から3年後の物語を描く『昼顔』が2017年初夏に全国公開されることが明らかになった。
本作は、2014年7月期に放送された連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の続編映画版。平日昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる主婦を“昼顔妻”と称し、道ならぬ恋に人生を狂わせてしまう女性たちの姿を描く。映画版では、上戸彩扮する紗和と斎藤工演じる北野裕一郎が3年ぶりに再会。遠く離れた海辺の町で、かつての愛が忘れられず逢瀬を重ねていくさまを追っていく。北野の妻・乃里子役の伊藤歩が続投し、紗和が働くレストランのオーナー・杉崎尚人役で平山浩行が出演。監督をドラマ版で演出を担当した西谷弘が務める。
上戸彩 コメント全文
ドラマで最後に工くん演じる北野先生を感じたのは、校内放送での北野先生の告白を学校の外で聞いて泣いているという結構衝撃的なお別れのシーンだったのですが、クランクインが、ある場所の扉を開けて入ろうとしたときに北野先生の声だけが聞こえるというシーンで。もうそれだけでドラマとリンクして泣きそうになってしまいました。その後はもうスイッチが入ってしまって、終始泣くのを我慢していました。
ドラマの頃は多くの方々が観てくださって反響が大きくて、それとともにとてもやりがいを感じていました。こうして二年経って、改めて映画化することが本当にありがたいと思っています。
台本が上がってきたときは、一視聴者として、さらに紗和の気持ちでも読んだのですが、読み終わって台本を閉じたあとにすごく胸が苦しくなって、涙が出てきちゃいました。今は感情移入しながら台詞を覚えていますが、どのシーンでも泣きそうになっています。
この「昼顔」は私の中でも新境地を開けた作品だと思いますし、映画「昼顔」ではもうひと踏ん張りして、皆さんにもう一歩新しい「上戸彩」を見ていただけるように、そしてまわりの方々に代表作として認めていただけるように頑張っていきたいなと思います。
斎藤工 コメント全文
私はこの「昼顔」という作品に出会ったことで色んな変化がありました。それぐらい、私にとってはターニングポイントになった大事な作品ですし、「昼顔」で北野先生という一つのカラーをいただき、気付くと自分の中で基準の一つになっていて、そこから他の表現を模索していることがあります。
ドラマの方は色々なとらえ方ができる終わり方だったのですが、映画の台本を読んで、ラストについてはその衝撃をいまだに受け止めきれずにいます。2年前のドラマからこの期間を空けるという意味が、きちんと台本に落とし込まれていたのが素晴らしいと思いました。
ドラマを観ていない方でも楽しめる内容になっているというのがこの映画の強さでもあると思います。映画祭などで出会った海外の方からもいまだに「昼顔」のことを言われたりするんです。なのでこの「昼顔」が映画としてまた海を渡ってほしいと思います。体の芯に響くような作品なので、これを是非劇場で受け止めていただきたいなと。まだ公開は先ですが、我々日々魂を込めますので、映画「昼顔」よろしくお願いいたします。
映画『昼顔』は2017年初夏、全国東宝系にて公開
【CREDIT】
キャスト:上戸彩、斎藤工、伊藤歩、平山浩行 他
監督:西谷弘 脚本:井上由美子
撮影期間:2016年9月24日~11月上旬予定
企画・製作:フジテレビジョン
配給:東宝 映画公式サイト:http://hirugao.jp/
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