神山健治『ひるね姫』高畑充希が忌野清志郎の名曲をカバー、歌声流れる予告解禁

『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズや『東のエデン』『精霊の守り人』の実力派アニメーション監督・神山健治がオリジナル脚本で描く最新作『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』が2017年3月18日より全国公開される。この度、主人公・森川ココネ役の高畑充希が歌う主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」が完成し、予告編とともに解禁された。

ひるね姫

2020年の東京オリンピックを目前にした岡山を舞台に描かれる本作。所かまわず昼寝をしては怒られる女子校生・森川ココネは、最近いつも同じ夢を見ていることに気づく。窮屈で、でもどこか温かいその夢は、彼女の知らない家族の秘密に繋がっていく。ココネの声を高畑充希が演じる。高畑扮する森川ココネの父親・モモタローを、声優初挑戦となる江口洋介が演じるほか、ココネの幼馴染み・モリオ役に、アニメ「僕だけがいない街」の好演で声優として高い評価を得た満島真之介が抜擢。巨大自動車会社“志島自動車”の取締役にしてモモタローを陥れようとたくらむ渡辺役に古田新太、その自動車会社会長・志島一心を高橋英樹が演じる。

ひるね姫

映画の主題歌は、1967年に発表されたモンキーズのオリジナルを、日本の伝説的ロックスターZERRY(忌野清志郎)率いるタイマーズがカバーした名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」。主人公・森川ココネの声を演じた高畑充希が、自身の名義ではなく森川ココネとして歌いあげる。

解禁された予告編では、ココネと満島演じる幼なじみの大学生・モリオとのやりとりなど、ごく普通の日常が映し出される前半から一変、江口扮する父親・モモタローが突然警察に逮捕され、東京に連行されてしまう。海中から突如姿を現した異形の怪物、謎のタブレット、ココネのもとに現れる訪問者…次々と起こる現実世界の出来事が、何度も見ていた夢とつながっていることに気づくココネ。すべてを知るため、そして父親を助けるために、眠るココネが映し出されている。

高畑充希 コメント


自分が声優をつとめた作品で、主題歌も担当するのは初めての挑戦です。しかも凄く好きな曲を。やはり私の中では清志郎さんの素敵なイメージが未だに鮮やかで、カバーするには勇気が必要だと思いましたし、私で大丈夫かなという不安な気持ちはありました。ですが、役がそのまま唄うようにエンドロールに入っていきたいと監督がおっしゃったので、それだったら面白いのではないかと思い、チャレンジさせていただく事になりました。清志郎さんとはまた違った、ココネからの目線で楽曲を見られたらいいなと思い、この最高にカッコイイ曲を全力で楽しむことに集中しました。ココネから見えた「デイ・ドリーム・ビリーバー」も、よろしくお願いします。

神山健治監督 コメント


高畑さんは歌い手としても優れていることは分かっていましたが、「デイ・ドリーム・ビリーバー」を最初に聞いた時、思わずニヤニヤしてしまうくらい嬉しかったです。音楽としても素晴らしい。この楽曲は高畑さんでなければ意味がありません。“高畑さんが演じる森川ココネ”に歌ってもらうことで作品が完成すると言っても良いくらいです。主題歌を引き受けて頂き、非常に嬉しく思います。

映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は2017年3月18日より全国公開

【CREDIT】
監督・脚本:神山健治(『攻殻機動隊S.A.C.』『精霊の守り人』『東のエデン』)
キャラクター原案:森川聡子(『猫の恩返し』)
ハーツ・デザイン:コヤマシゲト(『ベイマックス』)
作画監督:佐々木敦子(『東のエデン』) 制作スタジオ:シグナル・エムディ
公式サイト:http://www.hirunehime.jp
配給:ワーナー・ブラザース映画

©2017 ひるね姫製作委員会

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