星野源主演『夜は短し歩けよ乙女』ヒロイン“黒髪の乙女”役に花澤香菜、ほか神谷浩史やロバート秋山ら総勢12名の出演発表

第20回山本周五郎賞受賞、累計売上120万部を超える森見登美彦の同名原作を、星野源主演でアニメ映画化した『夜は短し歩けよ乙女』が4月7日より全国公開される。この度、新たに花澤香菜、神谷浩史、ロバートの秋山竜次、中井和哉、甲斐田裕子、吉野裕行、諏訪部順一、悠木碧、檜山修之、山路和弘、麦人、新妻聖子ら総勢12名の出演が発表された。

夜は短し歩けよ乙女

サイエンス SARUが制作する本作は、京都の街を舞台に、大学のクラブの後輩“黒髪の乙女”に思いを寄せる主人公“先輩”の恋心を描いた青春恋愛劇。後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せるも、外堀を埋めるばかりで一向に進展させられない冴えない大学生の“先輩”を、星野源がアニメ声優として単独初主演を務める。

監督は『四畳半神話大系』『マインド・ゲーム』、TVアニメ『ピンポン THE ANIMATION』などで知られる湯浅政明が務め、脚本の上田誠、キャラクター原案の中村佑介、主題歌のASIAN KUNG-FU GENERATIONら『四畳半神話大系』で湯浅とタッグを組んだクリエイター陣&アーティストが6年ぶりに集結する。

新たに発表されたキャスト陣が演じるのは、星野源扮する“先輩”が思いを寄せるヒロイン、“黒髪の乙女”に花澤香菜、“先輩”の学友である“学園祭事務局長”に神谷浩史、“先輩”の学友“パンツ総番長”にロバート秋山が抜擢。様々な分野のクリエイターになりきる「クリエイターズファイル」でも話題を集めるロバート秋山が、ある“願いごと”が叶うまでパンツを穿き替えないというユニークなキャラクター“パンツ総番長”を熱演する。

また『四畳半神話大系』にも登場する、常に浴衣を着込んで悠然と構え、「天狗」を自称する神出鬼没の男“樋口師匠”に中井和哉、おなじく『四畳半神話大系』にも登場する“羽貫さん”は前作に続き甲斐田裕子、古本市の“神様”に吉野裕行、さらに諏訪部順一、悠木碧、檜山修之、山路和弘、麦人ら人気声優陣が集結。また、大河ドラマ『真田丸』での活躍も記憶に新しい新妻聖子も参加する。

花澤香菜 コメント


大学生の時、森見先生の文章がとても好きで、原作のあの語り口に笑いながら、あっという間に読み終えてしまいました。今回、私が“乙女”を演じることと、小説がアニメ化されることを同時に伺ったので、同時に驚いて、とにかく万歳でした!“乙女”というキャラクターは、面白いことに夢中になって、色んなこと体験して吸収するタイプ。そんな彼女が“恋愛”をしたら、どうなるんだろうというところを、是非見守っていただけたらと思っています。

神谷浩史 コメント


森見登美彦先生の文章がそのまま動き出したような湯浅監督のフィルム世界の住人の声に選んでいただけたことを非常に光栄に思います!想像を遥かに超えているにも関わらず「そうそうこんな感じ!」とまるで答え合わせをしているような錯覚に陥る不思議な映像体験でした!事務局長は原作のエッセンスを膨らませていただき、相当に愛すべき人物になっていると思います!その部分に苦労させられましたが…今から完成が楽しみです!

ロバート秋山 コメント


マネージャーから声優のお仕事の話が来ましたと言われた時、「役は…人間?」と聞いたんです。これまでライオンとか“人間じゃない役”が多かったので「人間です」と言われた時は、正直ほっとしました。続けて「ちなみにどんな役?」と聞いたら「パンツ総番長です」って。いやいや確かに人間だけども、パンツ総番長って!!役作りは大変でしたが、意外にも僕が演じた“パンツ総番長”はとても一途で、ロマンチストで、愛嬌のあるキャラだったので、演じていて、凄くやりがいはありましたね!

映画はすごく斬新で、オシャレで、味わったことないエンターテインメントに仕上がっていると思いますので、お楽しみに!あ、ちなみに、僕も上半期はパンツをまだ一回も履き替えていません(笑)

中井和哉 コメント


台本を読んで難しい役だと思い、アフレコに臨んでホラやっぱりと思いました。世俗から解き放たれているようで、割合しっかり現実を生きてる。不思議な天狗を演じているようで、ただの学生のような気もしてきました。藤原啓治さんの樋口なんか見なきゃよかった。あれ最高ですから。でも、悪戦苦闘はしましたが、監督が辛抱強く導いて下さった私なりの樋口なので、完成を楽しみにしたいと思います。

映画『夜は短し歩けよ乙女』は4月7日より全国公開

【CREDIT】
先輩:星野源
原作:森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫刊)
監督:湯浅政明 脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)キャラクター原案:中村佑介 
音楽:大島ミチル 主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION
制作:サイエンス SARU 製作:ナカメの会 配給:東宝映像事業部
公式サイト:kurokaminootome.com

(C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会

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