映画『君と100回目の恋』公開直前ライブイベントが30日、都内・ZeppTokyoにて行われ、主演のmiwa、坂口健太郎をはじめ、竜星涼、真野恵里菜、泉澤祐希が登壇。上映前舞台挨拶を行った。
本作は、miwa演じる大学生の葵海（あおい）を事故から救うため、坂口健太郎演じる幼なじみの陸（りく）がすべてをかけて何度もタイムリープする物語。彼女の運命を変えるために100回人生を捧げようとした一途男子・陸を坂口が、彼の1回の未来を守るために自分の運命を決めた切なさと強さを併せ持つ葵海をmiwaが演じる。
この日、約1200人のファンが集まる会場に登場したキャスト陣。大歓声で迎えられる中、主演の2人が「今日は映画にライブに盛りだくさん！楽しんでいただけたら」（miwa）、「ミニライブ付きという豪華な舞台挨拶。まず映画を楽しんで観てもらって、その後の僕たちのライブも楽しんでもらえたらと思います！！」（坂口）と挨拶し、会場をさらなる熱気に包んだ。
公開をいよいよ2月4日に控えるが、今の心境を聞かれたmiwaは「この映画は私にとって本当に特別な作品。坂口くんとのW主演もそうですし、主題歌や劇中歌は、この映画のために書き下ろした楽曲。この映画と出会わなければ生まれなかった楽曲です。映画の内容も音楽も、私にとってはどちらも忘れられない作品なので、それがようやく皆さんの目に触れるっていうのは、やっぱり嬉しいです！」と笑顔。坂口は「遂にって感じですね。作品を大事に宣伝してきて、やっと皆さんに観てもらえる機会が来るんだなって…なんだろ、まだ不思議な感覚です。とにかく楽しく観て欲しいです！」と明かした。また、この日限りのスペシャルなイベントに、「贅沢！！緊張しちゃうよね〜（笑）」と心を躍らせていた。
約1か月間、合宿のような撮影期間を過ごしたというキャスト陣。竜星は「本当に仲いいんですよ！その姿が絶対（スクリーンに）映ってると思うんで！」と自信。「ね？」と竜星が泉澤に近づき肩を組むなど、仲睦まじい様子をのぞかせた。一方、これまでの現場で「同世代の共演者とあまり打ち解けられなかったことが多くて」という真野だが、「竜星くんがムードメーカーになってくれていたので、楽しかったです！」と笑顔をのぞかせた。
また、本作でギターに初めて挑戦した坂口は「大変でしたね。でも、みんな成長したなって思います！本当に触るのも初めてだったので…成長したね〜！」と手応えを感じている様子。miwaは「皆さん忙しい中、私が作った曲を一生懸命練習してくれた。それを岡山へ行ってから初めてスタジオで合わせて…その時にすごいなって思った。『これで映画イケるね！』って言ったらみんなすっごい嬉しそうな顔をしてて（笑）」と振り返る。竜星は「嬉しいよ！だってプロに言われたから」とにっこり。坂口も「本当にバンドを組んでるみたいだった。練習した後、カラオケ行ったりご飯行ったり」と思い出を振り返っていた。
舞台挨拶の最後に坂口は「この作品はすごく音楽が肝になっているんですが、僕は一つのシーンで、その曲を聴いてから涙が出るようになっちゃったんです。それくらい心に訴えかけるような曲をmiwaが作ってくれて、それが美しく流れていきます。これ音楽聴いたら（みんな）泣いちゃうね〜」と語り、会場を沸かせていた。
舞台挨拶を終えた後、本編上映後にライブイベントを敢行。miwa＆坂口健太郎＆竜星涼＆泉澤祐希が組む劇中バンド「The STROBOSCORP」（ストロボスコープ）の楽曲「単純な純情」「アイオクリ」、miwaによる主題歌「君と100回目の恋」を披露する。その模様は追ってレポートしていく。
フォトギャラリー
映画『君と100回目の恋』は2月4日より全国公開
【CREDIT】
出演：miwa 坂口健太郎 竜星涼 真野恵里菜 泉澤祐希 太田莉菜 大石吾朗 堀内敬子／田辺誠一
監督：月川翔（『黒崎くんの言いなりになんてならない』）
脚本：大島里美（『ダーリンは外国人』）
製作：「君と100回目の恋」製作委員会
制作・配給：アスミック・エース
©2017「君と100回目の恋」製作委員会
