俳優の坂口健太郎が20日、都内にて行われた映画『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』の大ヒット祈願イベントと舞台挨拶に登壇した。
韓国ドラマ「愛の不時着」などで知られるスタジオドラゴンと、世界的に高い評価を得ている制作会社ASTORYが共同で手掛け数々の賞を受賞した韓国の同名ドラマをリメイクし、2018年4月期に放送された連続ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」。謎の無線機が“現在”と“過去”の2人の刑事をつなぎ、共に未解決事件を解決していくという斬新な設定や、時空を超えて複雑に絡み合う骨太な人間ドラマも相まって、予測不可能な傑作サスペンスとして話題を呼んだ本作が、オリジナルストーリーで映画化。4月2日(金)より全国東宝系にて公開となる。
謎の無線機で、“過去”に生きる刑事と通信しながら、未解決事件を解き明かそうと奮闘する“現在”の刑事・三枝を演じるのは、本作で初の本格アクションに挑戦した坂口健太郎。さらに、北村一輝、吉瀬美智子、木村祐一、池田鉄洋がドラマ版に引き続き、出演するほか、伊原剛志、鹿賀丈史、田中哲司、杉本哲太、奈緒といった実力派俳優が、劇場版からの新キャストとして集結した。さらに、映画公開前の3月30日(火)にはスペシャルドラマの放送も決定。原作の韓国ドラマでも特に人気の高かったエピソードを放送し、映画の公開を盛り上げる。
この度、“過去と交信して現在を変える”という本作にちなみ、「やりなおし神社」と呼ばれる、大阪・姫嶋神社を坂口健太郎が初訪問し、映画の大ヒット祈願が行われた。姫嶋神社に到着した坂口は、まず本殿内で真剣な表情で大ヒットを祈願。その後、願いをかなえるために断ち切らなければいけないことや物を念じた「赤玉(別名:断ち玉)」を、丸い穴の開いた石碑(はじまりの碑)の穴の中に投げ入れる姫嶋神社ならではのご祈祷をすることに。「映画がヒットしますように!」という意気込みの元、一発で穴を通し、願いを封じ込めた。
その後のインタビューで坂口は、「普段は本殿でお祈りすることで完結することが多いですが、少し変わったご祈祷のやりかたを体験できて楽しかったです。(画的には)何回か(穴に通すのを)失敗したほうがよかったのかもしれませんが、一発で通ったので映画の大ヒットは間違いなしですね!(笑)」と、今までにない祈祷への感想を話した。
さらに、坂口は、この日同じく大阪で行われた試写会にもサプライズ登壇。トークセッションでは、謎の無線機で過去と繋がり、事件を解決する本作にかけて「大阪にゆかりのある過去の偉人(安倍晴明・千利休・豊臣秀吉・真田幸村)のうち、誰と話してみたいですか?」という質問に対し、歴史が大好きな坂口は「僕は千利休ですね!」と即答。だが、「利休と秀吉、幸村は時代が近いので誰かに繋がれば色々話聞けそうですよね…、そうしたら、一番話が聞けなさそうなのは安倍晴明かな…」など、詳しいがゆえに真剣に悩み始める一幕も。
最後には「でも、裏で政治を操っていたという話が本当なのか聞いてみたいので、やっぱり千利休で!」と回答し、新しい角度から“過去と繋がる無線機”という本作ならではの設定に思いを募らせていた。フォトセッション時に、特別に一般の方への写真撮影タイムも設けられると「皆さん、写真を撮ったからにはしっかり宣伝してくださいね!(笑)」と話しかけるなど、本作としてはじめてとなる観客の皆さんとの触れ合いに坂口も終始嬉しそうな様子だった。
サプライズ舞台挨拶での坂口健太郎のコメント
大阪はすごくエネルギーのある街の印象があります。大阪にくるといつもパワーをもらえるのですが、コロナ禍もあり、大阪の方々と触れ合う機会がすごく減ってしまったので、今日はとても貴重な機会を頂けたこともあり、楽しみにしてきました!
『シグナル』ははじめて連続ドラマの主演をやらせてもらった作品でもあって、僕の中ですごく大切な作品です。
ドラマはもう3年くらい前になりますが、映画化をするというお話を聞いた時から、頭の中ではずっと(役柄の)三枝健人と共にいました。あとは、今日いい写真が撮れたと思うので、是非拡散してください!(笑)
『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』は4月2日(金)より全国公開
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